はじめに
日記は楽しく、役立つ習慣です。
書くことで、1日の自分の行動、思考、感情を振り返って内省することができ、また次の日への力がわきます。
忙しい日々に流されずに、自分の人生の主導権を握る感覚を持つことができます。
ただ、日記をはじめても三日坊主になってしまった。
以前は書けていたのにどうも書けなくなってしまったという方も多いのではないでしょうか。
日記が続かない3つの理由を紹介します。
- 忙しくて書く時間がない
- 書けない日が途中にあると途端にやる気が失せる
- 毎日同じことばかり書いていて変化がない
日記が続かない3つの理由
忙しくて書く時間がない
日記が続かない理由の多くは、書く時間が取れないという悩みでしょう。
日記は書かなくても誰かに迷惑を書けるものでもなく、自分の健康やお金、信用を直接的に損なうものでもありません。
つまり緊急性や他者との約束ではない、純粋に自分で書くと決める活動です。
7つの習慣の「時間管理のマトリックス」の第2領域である「緊急ではないが、重要なこと」にあたります。
この第2領域に時間を投資できるような時間管理を使うことが、1つの対策です。
書けない日が途中にあると途端にやる気が失せる
これは完璧主義の思考癖を持つ方がよく陥るパターンです。
紙の日記帳で、日付で毎日の書く欄が決まっている場合に、1日でも空欄があると、そこが気になってしまう。
空欄でなくともあまり書くことがない日が続き、空白が目立ってくると嫌になってやめてしまう。
空欄、空白があっても気にせずに書ける日に書けば良いのですが、毎日、きれいに埋まっていることを自分に要求してしまうということはないでしょうか。
ただし、毎日たくさん書いて埋めようとするとさらに大変に書くのが辛くなり、続かないという悪循環です。
ここは考え方をベビーステップに切り替える必要があります。
日記を続けるために、1分間でも書けたらOK、1行でもOKというルールを決めること。
その日の行動にフォーカスしましょう。
毎日同じことばかり書いていて変化がない
同じような毎日を過ごしていると、書くことが同じで飽きてしまう。
書いていてもこれが役に立つのか、無意味なのではないかという気になってやめてしまう。
毎日、イベント、お祭り状態という人はなかなかいません。
でも同じような毎日でも自分の行動や思考、感情をしっかり捉えることができると、書くことが同じということはありません。
毎日、本当に小さなことだとしても、よかったことやできたこと、感謝すること、できなかったことはあるはずです。
解像度を高めていくことが必要です。
とりとめもなく書くのではなく、解像度を書くためには、テンプレートやフレームワークを使うと有用です。
例えば、GPSフレームワークに基づいて良かったこと、できなかったこと、そして対策を書いてみる。
あるいは、自分のエネルギーを放電しているような出来事や感情、逆に充電感のある出来事や感情を書く、心の「放電・充電日記」を書いてみましょう。
まとめ
日記を書き始めてもなかなか続かない3つの理由を紹介しました。
- 忙しくて書く時間がない
- 書けない日が途中にあると途端にやる気が失せる
- 毎日同じことばかり書いていて変化がない
日記が続かないのは意志の力が弱いわけではなく、方法がよくないだけ。
技術で毎日の日記を習慣化しましょう。
毎日、日記を書き続ける理由の記事もご覧下さい。