はじめに
英語を勉強する、もっとジョギングする、早起きを頑張る。
目標を立ててもなかなか続かないという悩みありませんか。
それは目標があいまいで、なんとなく、漠然と思っているのが一つの原因です。
適切な目標設定をするには、目標設定の技術やガイドをしてくれる人が必要です。
そこで「セルフコーチング習慣ボット」が、コーチとなって目標に役立つ質問をしてくれます。
セルフコーチング習慣ボットは、行動デザインラボの新プロジェクト。
LINEで対話しながら、セルフコーチングできるLINEボットを開発しています。
「セルフコーチング」は自分自身をコーチングすることであり、自らの問題解決や目標達成していくための自分との対話。
目標設定に役立つ質問をするセルフコーチング習慣ボットのプロトタイプを紹介します。
目標を深掘りする質問をしてくれるコーチング習慣ボット
目標設定とボットに呼びかけ
LINEでセルフコーチング習慣ボットを選び、「目標設定」とメッセージを送ると、
目標設定ですね。 あなたの目標はなんですか? 以下の質問と答えを紙に書いてみましょう。
と返事をしてくれます。
その後に、以下のような質問をしてくれます。
- なぜその目標を達成したいのか?
- その目標を達成すると、あなたは何を得るのか?
- その目標を達成しないと、何が起こるのか?
- その目標を通じてあなたが周囲に与えることができる価値は何か?
質問を見ながらノートに答えを書いていく
例えば、「英語をストレスフリーで話し、聞けるようになる」という目標を設定するとします。
これらの質問を見ながら、ノートに答えを書いていきましょう。
なぜその目標を達成したいのか? → 3ヶ月後に英語での大事な会議があって仕切る必要があるから その目標を達成すると、あなたは何を得るのか? → 自信と安心感 その目標を達成しないと、何が起こるのか? → 会議をうまく進行できず困る、ストレスを感じる 目標を通じてあなたが周囲に提供できる価値は何か? → 参加者から意見を引き出したり、より議論を深め、有意義な会議にできる 気がかりな点はなんですか? → 英語を勉強する時間が取れない 誰の協力を得るとうまくいきますか? → オンライン英会話スクールを探してみる
なんとなく英語ができるようになりたい、と漠然と考えていたのに対して、質問に答えることで、この目標が自分にとってどういう意味を持つのか、課題などを具体化することができました。
このような質問のメモをノートや手帳に書いておくこともできますが、手元のiPhoneを使って簡単に質問を見ることができます。
まとめ
目標を深掘りする質問でガイドしてくれるセルフコーチング習慣ボットのプロトタイプを紹介しました。
様々な質問を見ながら自分の答えを紙に書いていくことで、あいまいな目標を、様々な観点で深堀することができます。
このLINEボットを壁打ちに使って目標設定を繰り返すことで、適切な目標設定が習慣化できます。
マンネリ化しない振り返りをガイドしてくれるプロトタイプについての記事もご覧ください。
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コーチングの質問を活用する手帳術「セルフコーチング手帳」との連携機能も今後開発していきます。