
はじめに
1日が終わったときに、今日も頑張った、やりきったという達成感を味わうと、気持ちよく1日をしめることができます。
1日の中では、大きなものから小さなものまで、様々な予定やタスクを完了させています。
ただ、1日を終わったところで、もし、いまいち達成感を感じていられないとしたら、それはタスク管理アプリのせいかもしれません。
本記事ではタスク管理アプリの2つの問題を示すとともに、対策として、バレットジャーナルに書き出す方法を紹介します。
1日が終わったとき、バレットジャーナル上で完了したタスクをいくつも見ることで、今日もがんばった、結構やれたという実感を得ることができます。
タスク管理アプリの2つの問題
TodoistやTickTickは人気のタスク管理アプリです。
多くのタスクをプロジェクトで整理したり、優先度をつけたり、デッドラインを設定したりと管理することができます。
ただ、タスクを完了させた達成感を味わうという観点では2つの問題があります。
- 1日の完了タスクが分かりづらい
- アプリを開かない限り完了タスクが見えない
1日の完了タスクが分かりづらい
タスク管理アプリでは、タスクを完了させると、タスクのリストから消えます。
完了したタスクを表示するという機能もありますが、それは今日達成したのか、以前達成したのかは区別がつきません。
ログの画面を見ればいつ完了したかを確認できますが、常時見る画面ではありません。
つまり、その日にどんなタスクをどれだけ完了できたかが分かりづらいということです。
アプリを開かない限り完了タスクが見えない
当然ながら、タスク管理アプリを表示しない限り、完了タスクは見えません。
1日を振り返るときにわざわざタスク管理アプリを開くかというと、結構面倒です。
結果として今日達成できたこと、完了できたことを味わうことができません。
タスクをバレットジャーナルに書き出す
対策としては、タスクをバレットジャーナルに書き出すのがおすすめです。
タスク管理アプリからその日にやるタスクを選び、タスクを書き出します。
バレットジャーナルにはタスクの場合、行頭には□マークをつけます。

そしてタスクを完了させたら、行頭の□のマークを塗りつぶす。
これをやるだけで1日に終わったタスクが時系列で見える化できます。
1日単位でどんなタスクを完了させたのかだけでなく、日付を遡れば前日、その前のタスクの完了状況も確認することができます。
このようにタスクの完了の記録をとり、見える化すると、1日に結構いろいろできたことがあったと気づくことができます。
まとめ
1日の達成感を味わうという観点で、タスク管理には、①1日の完了タスクが分かりづらい、②アプリを開かない限り完了タスクが見えない、という2つの問題があることを解説しました。
そしてその対策として、タスクの完了をバレットジャーナルに記録し、見える化する方法を紹介しました。
記録して見える化しない限り、やったことの多くは記憶から消えてしまいます。
タスク管理はアプリとバレットジャーナルを組み合わせる方法がおすすめです。
参考書籍もご覧ください。