理想のスケジュールを作り、やりたいことの時間を確保。Googleカレンダーでタイムブロッキングする方法。

はじめに

やりたいことの時間を毎日、そして1週間の単位で確保できていますか。

やりたいこと、やるべきことが増えると理想と現実のズレが大きくなってきます。

自分のやりたいこと、習慣化したいこと、やらなければならないこと。

理想のスケジュールを作って、やりたいことの時間を確保しましょう。

やりたいこと、やるべきことなどのタスクや予定を日時、時間を指定して確保する手法はタイムブロッキングやカレンダーブロッキング、タイムボクシングと呼ばれています。

参考動画:GET MORE DONE WITH CALENDAR BLOCKING

こちらの参考動画で言われているポイントは以下の5つ。

  1. タスクをタイムスロットに入れる
  2. デジタルカレンダーを利用する
  3. 全ての約束は重要なものとして扱う
  4. カレンダーの色を変える
  5. 類似タスクをまとめる

タスクをリストの形で扱うのではなく、実行する時間を決めて時間を確保し、その時間がきたら他人と約束している大事な予定と同じように実行するというものです。

紙の手帳でももちろんタイムブロッキングは実践できますが、予定の変更に柔軟に対応するにはGoogleカレンダーなどのデジタルカレンダーが便利です。

Googleカレンダーは、仕事やプライベート、生活などカレンダーの色分けも可能です。

Googleカレンダーでタイムブロッキングして、やりたいことの時間を確保する方法を紹介します。

  1. 睡眠・休息・生活・仕事時間を天引きする
  2. やることの時間を見積もり、タイムブロックする
  3. 実験し、理想のスケジュールを調整する

Googleカレンダーでタイムブロッキングする方法

睡眠・休息・生活・仕事時間を天引きする

1日24時間全てを自由に使えるわけではありません。

何よりもまず、睡眠時間を確保しましょう。

様々な習慣の中でももっとも重要な習慣は睡眠習慣です。

集中力・パフォーマンスに加え、ストレス・感情・エネルギー等精神面にも、体調や免疫など身体面にも大きく影響します。

さらに睡眠不足は食欲を増やしダイエットも台無しにします。

最初に、寝る時間と起きる時間を決めましょう。

特に睡眠負債がたまり気味の場合には7時間以上の睡眠を確保するのが良いでしょう。

また、食事やお風呂などを含む休息時間もしっかりとブロックしておきます。

以下の例では、夜10:30に就寝して朝5:30に起きるスケジュールにしています。

食事やお風呂などの休息時間、通勤時間も天引きとして緑色で時間を確保しています。

また、仕事の時間は青色で時間をブロックしています。

基本的に平日も土日も起床時間や就寝時間などリズムは変えない方が良いでしょう。

毎日同じパターンにすることで習慣化しやすくなります。

やることの時間を見積もり、タイムブロックする

次に、趣味や勉強、副業などやりたいことをリストアップし、カレンダーに入れていきます。

参考動画でも言われているように、同じようなタスクをまとめることによって、より効率的にタスクを実行できます。

モードの切り替えは脳への負担が増えるため、類似タスクはまとめた方が良いでしょう。

やりたいことはGoogleカレンダーにおいて赤色でタイムブロックしています。

やりたいこと、習慣化したい朝・夜のルーティンは赤色で、平日の繰り返しや土日の繰り返しを使って登録をしています。

また、やるべきタスクもタイムブロックしていきましょう。

例えば「タイムブロッキングを調べる」というタスクがあったときに、日時を例えば8/3の15:00から30分と決めて、それをカレンダーに予定として入れます

30分というのは、そのタスクを完了するのにかかる時間の見積もりです。

30分を超えるタスクについては分割した方が良いでしょう。

大きな単位のスロットを確保すると後から時間の調整が必要になった時に動かしにくいですし、実行する前に心理的ハードルが上がります。

例えば資料作成のタスクは、アウトライン作成、素材収集、作成、レビューというようにブレイクダウンできます。

大きな単位のスロットを確保すると、後から時間の調整が必要になった時に動かしにくいですし、実行する前に心理的ハードルが上がります。

ポモドーロテクニックでは25分+休憩5分の1セットを標準にしていますので、30分がちょうどいい単位です。

http://ko-do.design/2019/07/23/befocused-pro052/

なお、締め切りがないタスクであっても必ず実行する時刻と時間を決めます。

明確な締め切りがないタスクは、どこに入れるか迷ったり、時間を決めたくなくなるかもしれませんが、時間を決めない限りそのタスクは先に進みません。

1週間のどこのスロットに入れるのか、他の予定を見ながら、1日にあまり詰め込まないようにバランスを考えて時間を割り当てましょう。

必ずどこかのスロットに入れましょう。

実験し、理想のスケジュールを調整する

あとはこの理想のスケジュールを基本として、他人との約束や、大事な予定と同じように実行します。

ただし、実際にやってみてやりづらいところ、無理があるところがあるでしょう。

最初に作った理想のスケジュールはあくまでバージョン1.0。

より自分のライフスタイルに合うように、時刻や時間を調整していきましょう。

曜日によっては帰宅が遅くなる日があったり、週の後半は疲れが溜まって崩れがちになることもあります。

無理なくできるように、やることを詰め込みすぎずに余裕をもったスケジュールにしましょう。

なお、ライフスタイルは季節によっても、仕事やプライベートの状況によっても変わります。

理想のスケジュールは1回作ったらそれをずっと使い続けるというものでもなく、定期的に見直していきましょう。

まとめ

Googleカレンダーでタイムブロッキングして、やりたいことの時間を確保する方法を紹介しました。

  1. 睡眠・休息・生活・仕事時間を天引きする
  2. やることの時間を見積もり、タイムブロックする
  3. 実験し、理想のスケジュールを調整する

1週間はたくさんの時間があるようでも睡眠時間や生活時間、仕事時間を天引きすると、本当に自由な時間は少ないことに気づきます。

タイムブロッキングの手法を使って、やりたいことの時間を確保し、実現しましょう。

タイムブロッキングの実践における課題と対策についてはこちらの記事をご覧ください。

https://ko-do.design/2019/08/04/064/
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