はじめに
Evernote, OneNoteには、プレゼンスライドや資料などのファイルをノートに挿入する機能があります。
ノートに資料をまとめることができて便利。
また、参考となるWebページもクリッパーを使ってノートに保存することができます。
しかし情報を溜め込むだけ溜め込んで活用できていないということはないでしょうか。
資料やWebページをそのまま保存・蓄積しないほうがいい理由が2つあります。
- 次回も全体を読む必要があり、二度手間
- 必要性を明確にしてこそ情報を活用できる
Webページをそのまま保存してはいけない2つの理由
次回も全体を読む必要があり、二度手間
資料やWebページをそのまま保存・蓄積すると、次回も再度、全体を読む必要があり、非効率です。
本当に必要な情報は、全体の中のほんの一部です。
最初に読んだ段階でマーキングしたり、ポイントを抽出することで、二度手間を避けることができます。
ポイントをまとめる際には、次回にそれを活用する場面を想定するとよいでしょう。
例えば、以下のようにWhere(どこ),Who(だれ),When(いつ),What(何),Why(なぜ)の項目に着目すると整理しやすくなります。
- 量や価格などの数字を参照したい
- 日付やスケジュール、場所を参照したい
- 手順を確認したい
- 特長や欠点を参照したい
- 関係者を確認したい
ポイントをまとめようとしたら実は特にメモするところがなかったということもあります。
その場で片付けられるのが一番です。
必要性を明確にしてこそ情報を活用できる
資料やWebページをとりあえず、そのまま保存・蓄積する場合、今後活用できる可能性はかなり低くなります。
それは要点が何かを把握していなければ、今後、必要な場面でもその資料やWebページを思い出して参照するという行動が起きないため。
その資料やWebページの要点は何か、そして本当に保存する必要性を考えましょう。
情報を溜め込んでも活用されなければゴミが増えるだけです。
次回に活用する場面が想像できないのであれば、保存の必要はありません。
いつかその情報が必要になるかもしれないという考えは手放しましょう。
その「いつか」が来ることはまずありません。
保存するにもコストが発生しています。
不要な情報はスルーしましょう。
まとめ
EvernoteやOneNoteを使う際に、資料やWebページをそのまま保存、蓄積してはいけない2つの理由を紹介しました。
- 次回も全体を読む必要があり、二度手間
- 必要性を明確にしてこそ情報を活用できる
「とりあえず保存」はやめて、その場でポイントをまとめることを習慣化しましょう。