はじめに
あなたはユーモアのセンスあるほうでしょうか?
素で面白い人もいますが、ユーモアは学べるものなのでしょうか?
「How to Be Funny: 7 Easy Steps to Improve Your Humor」の記事ではユーモアはスキルであり、学んで向上できると説明しています。
7つの技術
面白いことを言うための7つの技術を紹介します。
- イエス・ノー質問に逆を答える(Give the opposite answer to yes/no questions)
- 数字で遊ぶ (Play with Numbers)
- 3の法則を利用する(Use The Rule of 3)
- キャラクターをスイッチする(Use a Character Switch)
- ”知るか”を、最終兵器として使う(Use “Whatever” as Your Secret Weapon)
- ジョークでなく、実生活のストーリーを使う(Use real-life stories, not jokes)
- 面白いところは最後に(Delay the funny)
イエス・ノー質問に逆を答える
シンプルな方法ですが、あなたがイエスということが期待されている場面であえてノーという。
逆にノーということが期待されている場面で、あえてイエスという。
これは意外性や驚きというところ。
ただもちろん、その回答で笑いをとった後に本当の答えを伝えようと解説しています。
数字で遊ぶ
これも驚きや意外性を与えるものですが、例えばとても大きな数を言う場合には、onlyといって対比させる。
例えば、「パーティはちっとも大きくなかった。たった150人だった。」150人のパーティは決して小さくないので聞いているほうには驚きの数字になります。
一方、小さい数を言う場合には、事前に大量、大規模な印象を与えるような言葉を伝えます。
3の法則を利用する
3つのものを並べるときに、最後の1つを期待とは違う内容でしめる技術です。
1つ目と2つ目はパターンとして同類のものを列挙した上で、3つ目は面白いもの、変なもの、違うものを入れます。
例えば以下の例が挙げられています。
・私が好きなのは、ホットドッグ、ハンバーガー、そしてハンサムな男性。
・私があなたに教えたいのは、もっとカリスマ性を持つこと、もっと魅惑的になること、そして、cで始まる言葉を持つこと。
キャラクターをスイッチする
ストーリーを伝えるときは、たいてい複数のキャラクターがいますが、そのペルソナを置き換えて話すというもの。
例えば、かよわい赤ずきんと大きな悪者の狼のキャラクターをスイッチさせて、か弱い狼にするといった具合です。
”知るか”を、最終兵器として使う
女優のSofia Vergaraの18番の言葉は”Whatever(知るか)”だそうです。
からかわれたり、答えづらい質問があったときに、この言葉を使う。
あるいはミスを笑いに変える時に”Whatever”が使われた例も紹介されています。
ジョークでなく、実生活のストーリーを使う
あなたの実際の日常生活で起きた面白いことを言うこと。
その場で面白いことを思いつくよりも簡単です。
面白い人は、自分に起きた面白いことをすべて覚えていてそれを人にシェアすることで練習をしています。
スマートフォンに録音したり、面白い記事はブックマークしておくとよいでしょう。
面白いものは最後にとっておく
面白い言葉は、文の最後にとっておく。
例えばあなたのストーリーでネコがサプライズであるなら、最初から箱の中にいたのはネコだった”とばらさないということ。
最初にいっていたことの伏線を最後に回収するようにすると、笑いがとれたり、記憶に残るスピーチになるだろうと言っています。
まとめ
ユーモアのスキルを上げる7つの技術について紹介しました。
この記事には実際の使われている場面の動画もありますので、ぜひご覧ください。
ユーモアはコミュニケーションスキルでもあり、対人スキルでもあります。
相手に退屈な人と見られるのか、興味深い人と見られるかはビジネスでもプライベートでも大きな影響を持つ可能性があります。
7つの手法の中で簡単なところ、自分のキャラクターに合うところからはじめてみましょう。