
はじめに
タイムマネジメントにおいて、現状を把握し、理想と比べたり、改善点を分析するためにはまず自分がどのように時間を使っているかを記録し、それをチェックする必要があります。
Taskumaは、タスク管理のアプリですが、「記録からはじめるタスク管理」とうたっているように、記録機能に優れています。
1日が時系列で並ぶ、タスクで構成されていて、上から順番にタスクを実行していけば自分が思い描いた理想の1日が実現できるという仕組みです。
行動を実行していくうえで、その行動をいつやったのか、どれだけかかったのかという時間のログも残る、という素晴らしいデザインです。
たすくまの行動記録の機能についてまとめます。
行動・タスクの記録
いまの自分の生活パターン、リズムはどうでしょうか?
生活リズムが崩れると、夜更かしや朝起きるのが遅くなったり、だらだらとネットを見てしまったりと、どんどん望ましくない行動が増えていってしまいますよね。
自分がこの悪いパターンに陥るのは、きちんと行動記録がとれていないときです。
逆に行動記録がとれているときは悪いパターンにひっぱれそうになるのに気づいて、踏みとどまる感じです。
Taskumaはタスク管理アプリですが、この行動記録が非常にやりやすいです。
何かを行動するときに、スタートボタンを押せば、タイマーが走って時間を計測しています。
行動を終わったときに停止すればその行動にかかった時間が分かります。
たすくまの行動記録が優れているのは複数のタスク、行動を同時に計測できるところ。
例えば、移動という行動の時間を計測中に、読書という行動の時間を計測できます。
ながら行動をしていてもしっかり計測できます。
写真・位置情報の記録
写真を日常的によく撮りますか?
通勤やおでかけの際にふと花や木々を撮影したり、工事がどんどん進んでいく建物をとったり、外装や内装のセンスのいいお店などよく撮影したくなります。
アルバムにまとめるというものでもない日常的な写真は、カメラロールやGoogle Photoにどんどん整理されずたまっていきがちです。
たすくまの場合、今の行動のメモとして行動や1日の流れの中で写真が残せます。
思考・感情の記録
行動していて新たな発見があったり、誰かと一緒に作業をしていて感謝することがあったり、仕事のある場面で失敗をして反省することもあるかもしれません。
そんなときの気付きや感情はその場でキャプチャーしない限り、どこかに消え去ってしまう情報です。
記録して振り返りや改善に活用してはいかがでしょうか。
人との交流を記録
人と会ったときの名前や所属、そのときの話題など、人との交流を記録する方法の紹介です。
人の顔や名前を覚えるのが得意な方はよいのですが、そうでない場合には記録が必要となります。
懇親会などの会話でいろいろと有用な情報や気付きがあっても、あとでメモしようと思っても忘れてしまいます。
たすくまのようなツールを使って、その場で記録してしまうのが一番です。
まとめ
タスク管理アプリTaskumaによる行動記録の活用法のまとめとして、タスクや行動の記録、写真の記録、思考や感情の記録、交流の記録の4つについて紹介しました。
たすくまは非常に使い勝手がよいので、マメな記録や計測が面倒な方でも、行動の記録、時間の計測ができると思いますのでぜひ試してみてください。
また、タスクや行動をいつ実行したのかどれだけ時間がかかったのかということだけではなく、その時の感情や思考など付加情報も記録でき、ある意味、豊かな時間を過ごしたのか、有効に時間を使ったのかということを考えることができる記録です。
記録が好きな方はいろいろな記録にトライしてみてはいかがでしょうか。
編集後記
たすくまはタイムマネジメント機能として、カーナビのようにタスク終了の予想時刻の情報を提示してくれます。
これは、その日のすべてのタスクをすべて実行すると何時に終わるのかという予測も提示してくれますし、午前中のスロットに入っているタスクをすべて実行した際に何時にランチに行けそうか、という予測を提示してくれます。
この予測を見ると、無駄な時間を消費している暇はないこと、タスクを優先度をつけて絞り込む必要があることがよく分かります。