やりたい・やめたい習慣を管理。Habiticaで習慣ライブラリを作る3つの理由

はじめに

早起き、片付け、運動、勉強、瞑想。

二度寝、夜ふかし、Youtube、ゲーム、飲み会の後のラーメンなどの暴食。

やりたい習慣、やめたい習慣がたくさんあると覚えておくだけでも大変です。

やりたいこと、やめたいことはどんどん増えていきます。

一方で、重要度が下がったり、やらなくてもよい習慣も出てきます。

自分の習慣ライブラリとして情報をまとめ、メンテナンスしましょう。

やりたい習慣、やめたい習慣ライブラリをHabiticaを使って作る3つの理由を紹介します。

  1. 定期的な日課、不定期な習慣を統合して扱える
  2. プラスとマイナスの習慣を設定できる
  3. 習慣の難易度を指定できる

Habitica は「人生をゲーム化」する習慣化アプリで、iPhone、Androidアプリが提供されています。

https://ko-do.design/2019/06/03/post-27/

Webアプリもあるため、PC、Macの大画面でたくさんの習慣も一覧することができます。

Habiticaで習慣ライブラリを作る3つの理由

定期的な日課、不定期な習慣を統合して扱える

Habiticaのユニークな特徴として、習慣(Habits)と日課(Dailies)、ToDo’sという3種類のタスクを扱うことができる点があります。

  1. 日課: 毎日や特定の曜日など繰り返しでやりたいこと、やるべきことを登録する。
  2. 習慣: 不定期に実行するタスクを登録。増やしたい行動、やめたい・減らしたい行動をタスクとして登録する。
  3. ToDo: 繰り返しでない、ワンタイムのタスクを登録する。

定期的に繰り返すタスクは日課で管理すると、その日にやるべき日課一覧に表示されます。

しかし、習慣のタスクでは毎日あるいは特定の曜日など繰り返し実行するものではなく、不定期な行動も多々あります。

例えば、エスカレーターを使わずに階段を使う、という習慣は外出して、エスカレーターか階段を選ぶシチュエーションがないと実行できません。

他にも親切をする、スタンディングデスクを使う、サラダを選ぶ、二度寝する、足を組む、飲み会の後のラーメンなど暴食するという行動も不定期であり、日課の形はそぐわないでしょう。

定期的にやる「日課」、不定期な「習慣」の両方をHabitica は管理することができます。

また、日課とするには窮屈な行動も「習慣」とするのが適切です。

例えば、「23時前に寝る」という早寝を日課にすると、予定の都合上難しい日がちょくちょく出てくるのは仕方がありません。

早寝のようなできたらいいなという行動は、「習慣」にするのが良いでしょう。

プラスとマイナスの習慣を設定できる

Habiticaのもう一つの特長は、ある習慣についてプラスの報酬やマイナスのペナルティあるいはその両方を設定できることです。

プラスの場合、経験値やゴールドなどが得られ、マイナスになると体力や魔力が失われます。

例えば、親切をする、スタンディングデスクを使う良い習慣にはプラスの報酬を設定。

二度寝、足を組む、暴食などの避けたい習慣にはマイナスのペナルティを設定できます。

エスカレーターより階段を選ぶ習慣では、階段を使ったらプラス、エレベータを使ったらマイナスと設定できます。

23時前に寝るという習慣も、その時間までに寝ることができたらプラス、その時間を過ぎた場合、マイナスです。

ただし、マイナスの習慣をたくさん登録するのは避けた方が良いでしょう

頻繁にペナルティが発生するとHabiticaを使いたくなくなってしまいます。

プラスの習慣をたくさん登録し、報酬を得る頻度を増やすような使い方がおすすめです。

やめたい習慣をやめるコツについては以下の記事をご覧ください。

https://ko-do.design/2020/04/27/break-bad-habit/

習慣の難易度を指定できる

Habitica では、日課と同様、「習慣」でも難易度を設定することができます。

難易度は報酬で得られる経験値やゴールド、ペナルティで減らされる体力に影響します。

難易度を自分でカスタマイズできるため、自分の苦手な行動は難易度を上げて報酬を高くするような味付けが可能です。

行動は、最初は実行するのが大変ですが、何度も繰り返すことで慣れて簡単にできるようになっていきます。

一方で、慣れて簡単になった行動もしばらくやらないと、ハードルは上がります。

日課や習慣の難易度は定期的に見直すのが良いでしょう。

まとめ

やりたい習慣、やめたい習慣ライブラリをHabiticaを使って作る3つの理由を紹介しました。

  1. 定期的な日課、不定期な習慣を統合して扱える
  2. プラスとマイナスの習慣を設定できる
  3. 習慣の難易度を指定できる

Habitica のWebアプリを使えば、あなたのたくさんの習慣ライブラリを一覧できます。

習慣を欲張って多くの行動を登録してしまうと、意識が分散し、結果的に実行できず習慣化しません。

習慣化したい行動を絞り込んでシンプルなルールで実行しましょう。

習慣超大全――スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法

原題はTINY HABITS(小さな習慣)。行動の最小化とルーティン化と祝福を駆使しながら、行動の「モチベーション・能力・きっかけ」を調整することで、あらゆる行動を続けることも、悪習慣もやめることもできるというもの。食生活の改善、ダイエット、運動、ストレス軽減などについて、「何らかの変化」は簡単に起こせると説いています。うまくいかないのは変化に向けたアプローチ。「人間の心理に逆らわない手順」、「変化を容易にする工夫」、「推測や誤った原理によらない道具だて」に基づく多様なメソッドが紹介されています。

理想の人生をつくる習慣化大全

習慣化大全という名のとおり習慣化メソッドの決定版。「習慣化を成功させるために大切なのは、習慣化を妨げているボトルネックがどこに存在しているかを把握してアプローチすること」と説いています。習慣化が続かない原因は、実は表層の行動レベルだけでななく、それよりも深い思考や感情、環境に原因があることも。本書では、行動の習慣、思考の習慣、感情の習慣、環境の習慣に関する65個のメソッドが紹介されています。この中のメソッドでやってみたいもの、自分の状況、問題に合っているものを試してみましょう。Audible版も提供されてます。

Atomic Habits: ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣

習慣的行動の1%の改善を積み重ね、着実に成果を出す方法。毎日1%よくなったら1年後には37倍よくなるという複利の効果を説いています。一気に成果を出そうと大きな行動に挑戦しても続きません。ちょっとだけやっても効果はなかなか見えないですし、成果が出るまで時間がかかりますが、複利の考え方で取り組みましょう。

幸せがずっと続く12の行動習慣

本書では幸福は見つけたり、追求するものというよりも、創造する、築くものだと説いています。理由は、私たち自身の中に幸せを作り出す力があることが様々な調査からわかっているから。幸せは小さな行動ですぐに始められるとし、科学的な研究に裏付けされた、根拠のある12の習慣を解説しています。
・感謝の気持ちを表わす、楽観的になる、考えすぎない、他人と比較しない、親切にする
・人間関係を育てる、ストレスや悩みへの対抗策を練る、人を許す、熱中できる活動を増やす
・人生の喜びを深く味わう、目標達成に全力を尽くす、内面的なものを大切にする、身体を大切にする-瞑想と運動

小さな習慣

モチベーションに頼らず、絶対にできる「小さな習慣」にフォーカスする。
「行動するのにモチベーションが必要だと信じることほど、危険な習慣はありません。モチベーションを上げたいと思うこと自体は問題ではないのですが、それがないと何もできないと考えるのは問題です。この考えが行き着く先は、怠け癖のサイクルでしかありません。」モチベーションに頼らず、絶対にできる行動を続けることにフォーカスする。30分の筋トレという目標を立てるのではなく、まず1回の腕立て伏せという目標からはじめる。このような小さな目標であればハードルが高すぎると圧倒されることもなければ、やる前から疲れてしまうこともありません。1回の腕立て伏せであれば時間がなくてできないということもないでしょう。
やりたいことを小さな習慣にブレイクダウンして生活に取り入れていきましょう。

習慣が10割

「人に能力の差はなし。あるのは、習慣の差」だけであり、習慣は人生を通して役立つ最強のスキルと説いています。小さく始める、仕組みを作るなどの習慣化のスキルや挫折しない秘訣などが紹介されています。小さな習慣からはじめて、「自分で決めた約束を守ることができた」という実績を作る。それを1日、1日と続けることで達成感が得られる。この何か1つでも続けられたという記憶が増えれば、別のことをやろうとした時も「自分はできる!」とワクワクしたり、楽しんだりできるようになります。

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