
はじめに
TodoistやTickTick、Google ToDoリストなど様々なタスク管理アプリがありますが、なかなかしっくりこないという方もいるでしょう。
ノートアプリでタスクを管理するという方法もあります。
ノートアプリならではの手軽さと自由度、機能があります。
メモやノートを取りながら、その中のアイテムをタスクにすることができます。
Evernoteでタスクを管理する3つの理由を紹介します。
- メモや資料と一緒にタスクを管理できる
- ノートリンクで関連タスクをリンクできる
- タスクの記録を含めて情報を一元化できる
Evernoteでタスクを管理する3つの理由
メモや資料と一緒にタスクを管理できる
タスクには様々な参照する資料やメモがつきものです。
タスクと資料、メモを分けると複数のタスクを行ったり来たりということになり手間がかかります。
Evernoteでタスクを管理することで、タスクにメモを書いたり、タスクのそばにPDF資料を添付することができます。
Evernoteでは、チェックボックスやチェックリストを使うことで、未完了のタスク、完了したタスクを管理することができます。
- チェックボックスはノートのどこにでも挿入できる単体のボックスで、チェックを入れるとボックスにチェックマークまたは「X」が表示されます。
- チェックリストはリストの1種で、タスクを完了するとチェックマークを入れられるボックスが各リストの前にあり、チェックマークを入れると、行全体に取り消し線が引かれます。
また、タスクについて指定の日時で通知させるためのリマインダをノートに付与することができます。
ノートリンクで関連タスクをリンクできる
Evernoteには、ノートリンクというノート間をつなぐ機能があります。
あるノートに書いているタスクについて、別のノートの関連するタスクのリンクを貼っておくと、Evernote 内で素早くノート間を移動できます。
例えば、あるプロジェクトのタスクについて、過去の類似タスクのリンクを貼り付けて、簡単に参照することができます。
ノートリンクの使い方についてはこちらをご覧ください。
タスクの記録を含めて情報を一元化できる
どんなタスクをいつやったのか作業記録を残しておくと、後で何か確認が必要になった時に、便利です。
漏れなく必要なタスクが完了しているのか、どうやったのかまで分かります。
Evernoteにタスクの情報も入れておけば、Evernoteさえ検索すればよいということになります。
Evernote, OneNote等デジタルノートに作業記録を残す3つの理由の記事もご覧ください。
まとめ
Evernoteでタスクを管理する3つの理由を紹介しました。
- メモや資料と一緒にタスクを管理できる
- ノートリンクで関連タスクをリンクできる
- タスクの記録を含めて情報を一元化できる
タスク管理アプリのようにタスクに優先度をつけたり、並べ替えたり、フィルタをしたりという機能はない代わりに、ノートアプリとしての自由度を得ることができます。
例えば、1ノートに1タスクを書くようにして、そのノートに”優先度高”などのタグをつければ、タグのフィルタを使ってある優先度のタスクのみを表示することが可能です。
また、今週中にやるタスクのノートに”今週やること”というタグをつければ、タスクが書いてあるノートの内、今週やるべきことのタスクがあるノートを抽出することができます。
他にも、今週やるタスクの一覧をまとめたノートを作っても良いでしょう。
こうするとこのノートを見れば、今週やるべきことが全て書いてあるという状態を作ることができます。
タスク管理アプリがしっくりこない方、ノートアプリによるタスク管理を試してはいかがでしょうか。
なお、行動デザインラボが開発しているセルフコーチング手帳は「今日やるべきタスク」というモジュールを用意しており、Evernoteなどのノートの中でタスクを管理するデザインです。
こちらの記事をご覧ください。
専用のタスク管理アプリに興味がある方はこちらの記事をご覧ください。