はじめに
習慣をやめたくなることないでしょうか?
ダイエットをはじめてもすぐに体重が減るわけではない。
ジョギングをはじめてもすぐに気持ちよく颯爽と走れるわけでもない。
英語をはじめてもすぐに洋画を字幕無しで見れるわけでもない。
本当に前に進んでいるのか、力がついているのか不安になったり、すぐに成果が出ないことにがっかりしてやめてしまうということあるかもしれません。
成果が出なくてやめたくなるときに思い出す3つのことを紹介します。
- 過去の経験を思い出す
- 今の習慣の小さな進化に気づく
- 他の人の事例を見る
成果が出なくてやめたくなるときに思い出す3つのこと
過去の経験を思い出す
たとえば今、少し貯金したからといって、まだ億万長者というわけではない。
3日続けてジムへ行っても、すぐに体型は変わらない。
今夜、中国語の勉強を1時間しても、まだまだ身につかない。
少々習慣を変えても結果はすぐには表れないので、いつもの生活に戻ってしまう。
複利で伸びる1つの習慣
このような変化はすぐには目に見えません。
ただ小さくとも確実に変化を起こしています。
実際に英語のリスニングも1日2時間の時間を投資しても最初はまったく伸びませんでした。
暗いトンネルを歩いているようなものです。
しかし、あるとき英語のスピーチ動画がだいぶ聞けるようになっていたことに気付きました。
実力は連続的に上がっていくのではなく、階段状にある時、一段登っている。
このような過去の経験、あるのではないでしょうか。
今の習慣の小さな進化に気づく
例えば、ジョギングの習慣。
最初の頃を思い出してみましょう。
最初はつらくてとぼとぼと歩くのか走っているのか分からないほどのスピードでした。
それが、2週間、3週間と続けていると、息もあがることなく、気持ちよくいいリズムで走れる。
今の習慣もはじめた頃に比べれば小さな変化、進化があるのではないでしょうか。
こんな時、記録が役に立ちます。
例えば早起きや睡眠。
睡眠時間や起床時間の記録をとっていれば、以前に比べて早起きできるようになっていること、睡眠時間を確保できていることが、ファクトとして確認できます。
他の人とつながり、元気をもらう
習慣化は黙々と一人でやるよりも仲間とやる方が圧倒的に続けられます。
コツコツと努力をしているのは自分だけではないことが分かります。
ジョギングであれば仲間が走っていることが分かる。
英語であれば、仲間が勉強に励んでいることが分かる。
自分もやろうという元気をもらえます。
まとめ
成果が出なくてやめたくなるときに思い出す3つのことを紹介しました。
- 過去の経験を思い出す
- 今の習慣の小さな進化に気づく
- 他の人とつながり、元気をもらう
複利で伸びる1つの習慣にもこのような記述があります。
日々の習慣のわずかな変化が、人生をまったくちがう目的地へと導きかねない。
1%よくなる選択をするか、1%悪くなる選択をするかは、そのときには些細なことに見えるが、人生という長い期間を送るうちに、この選択こそが、自分の現実の姿と、なり得た姿との違いを決定する。
成功は日々の習慣の産物であり、一生に一度の大転換などではない。
だから今成功しているか、そうでないかは問題ではない。
重要なのは、習慣が自分を成功へと導いているかどうかである。
現在の結果よりも、現在の軌道にもっと関心をもつべきだ。
複利で伸びる1つの習慣
この「現在の結果よりも、現在の軌道にもっと関心をもつべきだ」という点に共感します。
今の軌道がよい方向に向いていれば積み上げで自分の有りたい姿に近づいていきます。
悪い方向を向いていればそこからどんどん離れていくでしょう。
本ブログのテーマは「小さな習慣が未来を変える」です。
小さな習慣を積み上げて、あなたのよい未来をつくっていきましょう。