はじめに
毎日、自然と実行している行動に、新しい小さな行動を付け加えると、続けやすくなります。
以下の記事では、朝の習慣に、習慣化したい行動を付け加えるアイデアを紹介しました。
本記事では、移動や通勤、通学の時間に習慣化したい行動をアドオンすることを考えます。
移動の時間に行動をアドオンする
歩くときと、電車やバス、飛行機など公共交通機関を利用する際の行動のアドオンのアイデアを紹介します。
歩く
運動習慣のため、エスカレーター、エレベータを使わず、階段を使うという行動を選択できます。
あるいは一駅、早めに降りたり、乗る駅を変えて歩くということもできるでしょう。
ジョギングをしたり、ジムにいく、プールに行くという行動は、それが習慣化されていない人にとっては新たな行動の追加となるため、だいぶハードルが高まります。
すでに歩いているときに、寄り道したり、経路を変えることで多く歩くほうが実行しやすいでしょう。
また、歩いているときに、口と耳は空いています。
オーディオ学習もできれば、語学学習でヒアリングもできますし、シャドーイングやスピーキングの様に発声することもできるでしょう。
音声としてポッドキャストを聞いたり、ラジオを聴くこともできます。
さらに歩いているときに、歩く瞑想もできます。
マインドフルネスの教科書では、「歩く瞑想」として、 右足が着地したら右足が着地した感覚を確かめて右足とラベリングし、左足が着地したらその感覺を確かめて左足とラベリングすることで、いまここに集中する瞑想を提唱しています。
電車、バスを待つ、乗る
電車、バスを待つ、乗る際、立っているときと座れた場合とでできることややりやすさは若干異なりますが、様々なことができます。
車の運転中は音声を聞くこと程度はできると思われますが、安全運転が最優先です。
立っている場合
手帳やスマートフォンを出して予定を確認したり、計画を立てることができます。
語学学習のリスニングもよいと思いますが、電車やバスではノイズキャンセリングのイヤホンが役立ちます。
座れる場合
座れる場合はノートやスマートフォンで日記を書くこともできるでしょう。
落ち着いて読書や学習もできます。
アウトプットの習慣としてブログを書くこともできますね。
まとめ
歩いているとき、電車やバスを待つ、乗るときにアドオンできる行動について説明しました。
移動時間として比較的まとまった時間が確保できる方については、結構、いろいろなことができます。
スマホでゲームをしていたり動画を見ている時間が長い場合には有効活用できる余地が多くあるとも言えます。
どのような活用ができるのか考えてみるとよいですね。
なお、移動時間は元気があるときはよく活用できますが、睡眠不足や疲労がたまっていると爆睡したり、動画やゲームで浪費する時間になりがちです。
1日を通した心身のエネルギーマネジメントが必要です。
帰りの移動時間も活用できると1日の生産性が高まります。