はじめに
自分がどれだけアプリ、ソーシャルメディアを使っているのか分かりますか?
日々、あまり意識せずに使っているな。
夜間に結構使っているかも。
なんとなく使いすぎな気がする。
実際、どれだけの時間使っているのか把握していない方がほとんどでしょう。
まず現状把握から始めましょう。
自分がどれだけアプリ、ソーシャルメディアを使っているのか、現状把握する3つのステップを紹介します。
- スクリーンタイムで利用時間をチェック
- iPhoneの持ち上げた時のアプリ・通知回数も確認
- 問題点をノートに書き出す
スマホ利用の現状を把握する
自分がどれだけアプリやソーシャルメディアを使っているのか利用時間や頻度、何が問題なのか、まずは数値で現状を把握し、問題点を分析します。
iPhoneの場合はスクリーンタイム、Androidスマートフォンの場合にはデジタルウェルビーイングの機能でチェックできます。
スクリーンタイムはiPadでも使えますし、Macでも使えます。
スクリーンタイムは複数のiPhoneやiPadの利用時間をまとめることができるため、複数のデバイスを使っている人でもトータルの時間を把握できます。
スクリーンタイムで利用を概観
iPhoneのスクリーンタイムは、設定アプリから使えます。
表示は1日単位、1週間単位で切り替えられますが、以下の画面は週表示を示しています。
1日の平均利用時間は4時間28分、合計は約13時間であり、アプリのカテゴリごとの内訳は仕事効率化が6時間30分、エンターテイメントが1時間14分、読書及び辞書/辞典は54分とあります。
詳細に利用状況を見る
下にスクロールすると、より細かくアプリの利用時間を見ることができます。
トップはマインドマップアプリのiThoughtsでカテゴリとしては「仕事効率化」。
いろいろとアイデア出しで使っていたため、3時間18分とかなり利用時間が長くなっています。
その次がブラウザのChrome。これも「仕事効率化」のカテゴリになります。
利用用途としては、調べ物のための検索やブログページのチェックがほとんどです。
ブラウザは何のページを見ていたかまでは教えてくれないので、自分で何に使っていたか思い出す必要があります。
目的がネットサーフィンのような目的であれば、カテゴリとしては本来エンターテイメントに入るべきものであり、アプリ単位で利用状況を見ていくのが良いでしょう。
そして第三位がYoutubeです。
Youtubeはカテゴリは「エンターテイメント」です。
英語の学習のために見ていることもありますが、ほぼ楽しみのために見ています。
この時間は1日15分までに抑えたいところです。
さらにスクリーンタイムを見ていくと、次はiPhoneの持ち上げ回数と持ち上げて最初に利用したアプリが出てきます。
持ち上げ回数は、自分が何のためにスマートフォンを使おうとしたのかという意図を示しています。
カメラは写真を撮りたいという意図が明確です。
Gmailの回数も結構多いですが、これはメールチェックの頻度が多すぎるということかもしれません。
このように実際の数値で示されると問題点が浮き上がってきます。
さらにその下には通知回数があります。
一番回数が多いのはWalletですが、これはSUICAで改札を通るたびに通知が出るためです。
次がGmail、Facebookメッセンジャーが同程度です。
このようなコミュニケーション系の通知はなかなか制限しにくいのですがApple Watchに通知を飛ばすことで減らすことは可能です。
問題点をノートに書き出す
アプリの利用時間や利用状況が分かったところで、あなたが考える問題はなんでしょうか?
どのアプリが、自分の睡眠不足やイライラ、あるいは肩こり、目の疲れなどの問題に影響しているのかということも見えてくるかもしれません。
よく使うアプリごとに、利用時間、利用回数、そのアプリの体調状態への影響という3つの観点で、気づいた点を箇条書きでノートに書いてみましょう。
まとめ
自分がどれだけアプリ、ソーシャルメディアを使っているのか、現状把握する3つのステップを紹介しました。
- スクリーンタイムでアプリ利用時間をチェック
- iPhoneの持ち上げた時のアプリ・通知回数も確認
- 問題点をノートに書き出す
スクリーンタイムは、iPhoneのホーム画面を右にスワイプすることで見ることができる、ウィジェット画面に配置できます。
スクリーンタイムは、ウィジェットに配置しておくとすぐに振り返ることができて便利です。
なお、アプリの利用時間について適切な時間範囲はどの程度でしょうか。
一律でこの時間まではOK、それ以上は抑えるべき、という基準があるわけではなく、その人の生活スタイルやタイムマネジメントに依存します。
ある人には1時間のソーシャルメディアの利用は適切な範囲であっても、別の人にとってはもう少し抑えたいという他のことに時間を使いたいということかもしれません。
自分が何に時間を使いたいのか、ということも考えてふりかえりをするとよいでしょう。