
はじめに
スマートフォンを寝室に持ち込んで、枕元に置いていないでしょうか。
目覚ましとしてスマートフォンを利用する方も多いのではないでしょうか。
ただ、スマートフォンを寝室に持っていくと、つい通知が気になったり、SNSをチェックしたくなったり誘惑が生じます。
スマホなどのスクリーンが発するブルーライトによる睡眠不足や睡眠の質の問題もあります。
眠りにつく前にスマホやタブレット端末を使うと、ブルーライトが脳を目覚めさせ、メラトニンの分泌を抑えるだけでなく、分泌を2〜3時間遅らせる。ブルーライトがあなたの体内時計を2〜3時間巻き戻すのだ。
スマホ脳
メラトニンという眠りにつく時間を身体に知らせるホルモンは、脳内の松果体(しょうかたい、pineal body)という分泌器で合成されます。
メラトニンの分泌量は、日中は少なく、夕方になると増え、夜に最多になりますが、光を浴びすぎるとメラトニン分泌にブレーキがかかり、身体がまだ昼間だと勘違いします。
また、スマホやタブレット端末のディスプレイが発するブルーライト(LEDディスプレイなどに多く含まれる波長が380〜500nmの青色光)にはメラトニンの分泌を抑える特殊な効果があります。
そのため、夜寝る前にブルーライトを浴びると睡眠の障害になります。
対策としては、iPhoneの目覚ましでなく、普通の目覚まし時計を買うという方法もあります。
しかしながら、目覚ましだけでなく、明日の予定が気になったり、思いついたことをメモしたいとなるとiPhoneを使いたくなり、やはり枕元にiPhoneを置いておいた方が便利となりかねません。
そこで、Apple Watchを活用して「スマホを枕元に置かない」を習慣化する方法を紹介します。
- 目覚ましはApple Watchの振動で起きる
- 明日の予定はApple Watchで見る
- 思いついたメモはApple Watchで音声メモする
Apple Watchで「スマホを枕元に置かない」を習慣化する方法
目覚ましはApple Watchの振動で起きる
iPhoneでもApple Watch単体でもアラームを設定できます。
Apple Watchを付けたまま寝ると、手首の振動で起こしてくれて便利です。
アラームを止めるのも手元でできるので簡単です。
ただし簡単にアラームを止められるため、いくつか時間差でアラームを仕込んでおいた方が良いでしょう。
明日の予定はApple Watchで見る
夜、ベッドに入ってから明日の予定はどんなだっけ、と気になるときがあるでしょう。
そんな時にiPhoneを見て予定をチェックするとそれだけで終わらず、ついでにメールやソーシャルメディア、ニュースをチェックしてしまって夜更かししてしまう羽目になります。
予定はApple Watchで見ましょう。
Apple Watchのフェイスの一つ「モジュラー」の中心に予定を常時表示させておけば一目で明日の最初の予定がチェックできます。
また、タップすれば明日1日の予定をチェックすることもできます。
思いついたメモはApple Watchで音声メモする
寝る時に、やりたいことのアイデアや明日の予定について色々と思いつくこともあるでしょう。
そんな時にiPhoneやiPadにメモしようとすると、それだけで終わらず、夜更かししてしまうリスクがあります。
Apple WatchのアプリJust Press Recordを活用すれば、手元で音声メモをとることができます。
メモしないと忘れてしまうアイデアを逃さず、布団の中でボソッと喋るだけでメモできるのは本当に便利です。
まとめ
そこで、Apple Watchを活用して「スマホを枕元に置かない」を習慣化する3つの方法を紹介しました。
- 目覚ましはApple Watchの振動で起きる
- 明日の予定はApple Watchで見る
- 思いついたメモはApple Watchで音声メモする
iPhoneは寝室には持ち込まず、別の部屋の充電スタンドに置いておきましょう。
2021年2月現在のApple Watchの最新機種はApple Watch Series 6、SEです。