はじめに
メモをとる習慣ありますか。
メモは、その情報を忘れないように書き留めておくというだけのものではありません。
メモを取る目的は、その書き留めたメモを活用することです。
プロジェクトや仕事でよく参照する数字や名称等の情報であれば必要なときにすぐにその情報を参照できるようにすること。
企画や解決策など思いついたアイデアであれば見返して思考を深め、知識を生み出してノートにまとめたり、人に話したりという行動に移すということでしょう。
やるべきこと、やりたいことなどのタスクであればそのタスクを忘れずにタイムリーに実行すること。
メモを書きなぐってそのまま保管しておくだけでは、メモをとる意味はありません。
情報、アイデア、タスクの3つのメモ種別と、アプリによるメモの活用法を紹介します。
- 情報:必要なときにすぐに参照可能にする
- アイデア: 見返して思考を深め、アウトプットする
- タスク: 忘れずにタイムリーに実行する
3つのメモ種別とアプリによるメモの活用法
情報:必要なときにすぐに参照可能にする
よく質問されたり、資料などで使う数字、商品情報、目標値などはすぐに参照できるようにメモしておくと良いでしょう。
何度も資料やメールを参照するのは時間の無駄です。
人から教えてもらったお店やスポット、商品などの情報も出先ですぐに参照できるようにメモしておくと便利です。
情報としてのメモを管理するアプリとしてはGoogle Keepがよいでしょう。
色分けやピン留めの機能でメモが一覧しやすく、情報の参照、活用に便利です。
アイデア: 見返して思考を深め、アウトプットする
人との会話や読書、セミナーなどで気づいたこと、学んだことなどアイデアをメモする。
メモしておくと、そのメモを見るたびに思い出すことができますし、学んだことを実行するきっかけになります。
また、人に伝える際に、メモがあるとポイントを整理してアウトプットできます。
見返したり、思考を深めるのに適しているのはEvernoteやOneNote。
見返しをしながら、アイデアにマーキングしたり、他のものとの組み合わせや、今の課題への活用を考えたり、アイデアを足していきましょう。
タスク: 忘れずにタイムリーに実行する
メールやチャット、口頭などで人から依頼を受けたり、やるべきことを思いつくときにタスクが発生します。
タスクもその場でメモしないと、後で確認する手間が生じたり、うっかり忘れてしまいかねません。
タスク管理であればTodoistかTickTickがおすすめです。
締め切りや実行する日を決めたり、リマインダを設定しましょう。
タスク管理アプリを使うことで、タスクを期限までに忘れずにやり遂げることができます。
提出物の締め切り日を設定したり、帰宅時に買い物を忘れないように帰宅時間に合わせてリマインダを設定すると良いでしょう。
日時が決まっているイベントであれば、タスク管理アプリよりもカレンダーアプリに予定としてメモするのが便利です。
まとめ
情報、アイデア、タスクの3つのメモ種別と、アプリによるメモの活用法を紹介しました。
- 情報:必要なときにすぐに参照可能にする
- アイデア: 見返して思考を深め、アウトプットする
- タスク: 忘れずにタイムリーに実行する
メモをとる目的は記録して保管することではなく、実際に行動や思考に反映させることです。
Google Keep, Evernote, OneNote等のメモアプリ、Todoist, TickTick等のタスク管理アプリを活用して、メモを整理し、実行可能にしましょう。
アプリのようなデジタルよりも紙のメモ帳が良い場合は、ロイヒトトゥルムA6, A5がおすすめです。
メモに関する参考書はこちらをご覧ください。