
商談、プレゼン、会議。
仕事において、重要な場面だけ本気で頑張ればいいと、日頃の仕事を疎かにしていないでしょうか。
「試合前の段階で、彼は勝利への道を着実に進んでいます。一つひとつのストレッチもウォームアップも、すべてイメージ通り。イヤフォンの曲も予定どおり。試合の本番は、朝からずっとやってきたことのつづきでしかありません。勝利に向かう道をそのまま進むだけです。その当然の帰結として、勝利があるわけです。」
フェルプスは北京オリンピックで8つの金メダルを獲得し、一大会の金メダル獲得数最多記録を樹立した。
エッセンシャル思考〜最小の時間で成果を最大にする ”The Disciplined Pursuit of Less”
本書では、エッセンシャル思考の人は重要なことをやり遂げるために、日頃の正しい習慣、ルーティンを形成するとしています。
つまり練習の時も本番と同様に行動し、本番もいつも通りの行動で、自然に達成する。
いっぽう、非エッセンシャル思考の人は、いざとなったら本気を出そうと考えていて、土壇場になって火事場の馬鹿力に期待する。
普段は手を抜くとは言わないまでもそこそこの準備で緊張感薄く行動していることあるかもしれません。
でも、スポーツと同じで普段できていないことが、プレッシャーがかかる本番でできるわけがありません。
普段から同じ行動、思考を実践して、それを繰り返して習慣化することで自然に達成できる。
もちろん、常に完璧主義で全力でと言うのは無理がありますし、それを目指す必要もありません。
メリハリも休む習慣も必要です。
https://ko-do.design/2021/07/01/effort-relax/
ポイントは、自分にとって重要な場面でいいパフォーマンスを達成するために、ルーティンを作ること。
そして、同様の場面でそのルーティンを何度も繰り返す。
大事な場面でも同じように正しい習慣を形成しましょう。