
はじめに
ダイエットは永遠の課題。
今年は5kg痩せる、1ヶ月で3kg痩せるなど減量を目標にして挫折した経験はないでしょうか。
ダイエットは体重減を目標にせず、健康的な行動習慣を目標にすべき3つの理由を紹介します。
- 体重減は目標としてコントロールしづらい
- 行動習慣は継続的で測定可能
- 体重減を達成したらそこで目標を見失う
健康的な行動習慣とは、食事や運動に関する生活習慣です。
例えば、肥満に対して知識で戦うことを掲げている、UKの団体「Weight Concern」は”Top 10 Tips”という体重管理のための健康習慣のリーフレットを紹介しています。
- 毎日同じ回数だけ食事をとる
- 脂質の少ない食品を選ぶ
- 毎日10,000歩、歩く
- フルーツやヨーグルト等ヘルシーなおやつを持つ
- 食品のラベルを読む
- お皿に料理を山盛りにしない、おかわりをするかは二度考える
- 座ってばかりでなく、毎時10分は立つ
- 飲み物は水やシュガーフリーのものにする
- TVを見ながら等のながら食べをせず、テーブルで食事に集中して食べる
- 野菜やフルーツを毎日5つとる(400g)
ダイエットは行動習慣を目標にする3つの理由
体重減を目標にすると達成困難で続かない
30日で3kg痩せる、と目標を立てて努力しても簡単には体重は減りません。
体重は毎日の食事量や食事内容、運動の積み重ねによる結果で、どのような食事をして、どんな運動をしたら確実に体重が何キロ減少するという式があるわけではありません。
また、少し体重が下がっても目標体重に達していなければ達成感を感じられません。
努力をしても結果が出ないと落ち込んだり、ストレスになり、嫌になってよい習慣をやめてしまうリスクがあります。
行動習慣は継続的で測定可能
一行動習慣は毎日、やった、やらないを測定して記録でき、やった分だけ達成感を感じることができます。
難易度も自分で調整可能であり、毎日10,000歩ではなく7000歩でもOKとしても良いでしょう。
体重の増減に一喜一憂することもありません。
「Weight Concern」では、10個の健康習慣の記録シートを提供しています。
毎日記録することで、これらの健康習慣を意識することができ、習慣化に繋げることができます。
体重減を達成したらそこで目標を見失う
運よく努力が実って目標の体重減を達成したとしても、そこで満足してしまうと容易にリバウンドしてしまいます。
食生活の習慣は簡単には変えられません。
特に急に頑張って食事の内容や量を変えているほど、戻るのも早いでしょう。
好きなものを我慢していたのであれば目標達成した瞬間に、たがが外れてしまうかもしれません。
特定の一点を目標にするものではなく、継続的な行動習慣を目標にすることでこの問題を避けられます。
行動習慣として続けることが大事です。
まとめ
ダイエットについて、体重減を目標にせず、健康的な行動習慣を目標にすべき3つの理由を紹介しました。
- 体重減は目標としてコントロールしづらい
- 行動習慣は継続的で測定可能
- 体重減を達成したらそこで目標を見失う
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