
はじめに
「セルフコーチング手帳」は行動デザインラボが開発しているコーチングの質問を活用した手帳術です。
手帳にセルフコーチングを組み合わせることで、質問からアイデアを引き出し、振り返り、軌道修正することができます。
セルフコーチング手帳は、1日1ページ、箇条書き、モジュールの3つをデザインのコンセプトとしています。
- 1日1ページ: 1日の情報を1ページにまとめて書く
- 箇条書き: 質問と関心ある項目を箇条書きで書く
- モジュール:自分の関心や目標に応じて、質問や記録する項目を書く

「1日1ページ」を基本とする3つの理由を紹介します。
- 今日必要な情報を1ページで一覧できる
- 何度も見るため書ける、記録できる
- 1日、1週間の振り返りがしやすい
1日1ページを基本とする3つの理由
今日必要な情報を1ページで一覧できる
1ページで今日の予定、タスク、ライフログ、全てをパッと見ることができます。
今日、1日に必要な情報がここにまとまっていて、ここさえ見ていればよいという状態が作れます。
予定はカレンダー、タスクはタスク管理アプリ、行動習慣や生活習慣、思考習慣などのライフログはまた別のアプリと役割分担されていると、それぞれを行ったり来たりする必要があり、手間がかかります。
ページ自体も、予定はカレンダーのページ、タスクはタスクリストのページ、ライフログは別のページと別れていると同様に煩雑です。
情報を1ページにまとめておけば、常に今日のページさえ見ればよく、シンプルで迷うことはありません。
何度も見るため書ける、記録できる
予定、タスク、ライフログが1ページにまとまっているため、予定を確認するたび、タスクに取り掛かったり、終わるたびにこのページを見たり、書き込みを行います。
すると、予定を確認するときにタスクが目に入ったり、タスクを完了した時、生活習慣や思考習慣のライフログが目に入り、ついでに書いたり、記録するという行動が起きやすくなります。
1日に何度もこのページを見るため、自然と書く項目がまだ書かれていないとそこが気になり、書くことができます。
1日、1週間の振り返りがしやすい
1日の情報が1ページにまとまっている状態は、その日に行動する際に便利というだけでなく、振り返りにおいてもメリットがあります。
次の日に、さっと前日の1日を振り返り、タスクのやり残しをチェックしたり、昨日の気づきを今日の行動に生かすことが出来ます。
また1週間の振り返りにおいても、1日1ページであるため、7ページさえチェックすれば良いということです。
これが情報が分散していていろんなツールを見に行く必要があったり、情報が多すぎると振り返りが面倒になりますし、情報が多くても活用できません。
1日1ページは扱いやすい情報量です。
振り返りについてはこちらの記事もご覧ください。
まとめ
セルフコーチング手帳が「1日1ページ」を基本とする3つの理由を紹介しました。
- 今日必要な情報を1ページで一覧できる
- 何度も見るため書ける、記録できる
- 1日、1週間の振り返りがしやすい
1日1ページに、その日の予定、タスク、ライフログをまとめてみましょう。
セルフコーチング手帳の全体像はこちらをご覧ください。
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