
はじめに
iPhoneを使っていて、iCloudがいっぱいですという通知が来ることがあります。
iCloudをiPhoneの写真やビデオ、書類のデータのクラウド上のバックアップとして使っている場合、iCloudの容量が不足しているとデータのバックアップができなくなります。
また、iPhone, iPad, Macなど複数のデバイスで写真や書類を扱う際にもiCloudを使うため、容量が不足していると複数デバイスの使い分けに支障をきたします。
iCloudの容量に余裕がない場合は、iCloudのデータを整理し、空き容量を確保しましょう。
iCloudのデータを整理し、容量を確保する3つのステップを紹介します。
- 大容量のファイルを検索・削除
- ファイルを集約するクラウドストレージに移動
- 必要最小限のフォルダ、ファイルに整理
iCloudを整理する3つのステップ
大容量のファイルを検索・削除
まず現状の空き容量を確認しましょう。
Macの場合、システム環境設定のメニューから、Apple IDを選ぶと、現状のiCloudの使用容量、空き容量が分かります。
普段の利用状況にもよりますが、少なくとも1GBの空きは確保しておいた方が良いでしょう。

管理のボタンをタップすると、より詳しい利用状況が分かります。

写真やビデオが結構多いのですが、写真とビデオはGoogleフォトに一元化することにしています。
iCloudには厳選した写真のみ残すようにしているため、icloud.comにアクセスして、不要な動画や写真を消します。
また、Keynoteに使ってないファイルがいくつかあったため、ファインダーで削除。
また、使っていないアプリのデータがあることもあります。
そのような場合はデータを削除すれば良いでしょう。
Ulyssesは最近は使っていないため、データを削除しました。
ファイルを集約するクラウドストレージに移動
クラウドストレージをいくつも有料で契約しているともったいないため、どれかに集約するのが良いでしょう。
現在、Google Oneの100GB、年額¥2,500円に集約しているため、iClouldに入っている必要なファイルで移動可能なものについてはGoogleドライブに移しています。
アプリがiCloudに書類を配置することを要求するものは移動できませんが、どこにおいてもいいファイルであればクラウドストレージをできるだけ一つに統一するのが良いでしょう。
iCloudに集約するのであれば、他のOneDriveやGoogleドライブ、DropboxからiCloudにファイルを集約すると使い勝手が上がります。

あとはEvernoteの有料プランに入っているのであれば、Evernoteにファイルを移してもいいでしょう。
必要最小限のフォルダ、ファイルに整理
最後に、iCloudドライブの不要なフォルダを削除し、シンプル化します。
フォルダやファイルが多いと管理も大変です。
例えばKeynoteのプレゼンファイルなど複数のバージョンがある場合は最終版のみ残して他は削除するのがよいでしょう。
以上、3つのステップで整理した結果、3GBの空き容量を確保することができました。

まとめ
iCloudのデータを整理し、容量を確保する3つのステップを紹介しました。
- 大容量のファイルを検索・削除
- ファイルを集約するクラウドストレージに移動
- 必要最小限のフォルダ、ファイルに整理
なお、整理しても容量を確保できない場合は、iCloudストレージのアップグレードをしましょう。
2021年1月現在、50GBで月額¥130です。

Googleドライブをお使いの方は、こちらの記事もご覧ください。