はじめに
Apple Watchは初代からずっと使っていますが、進化が非常に楽しみなガジェットです。
Apple Watch Series 4からApple Watch Series 5に変えました。いずれもGPSモデルの44mmです。
Series5のレビューをしつつ、タイムマネジメントのための基本設定について紹介します。
Apple Watch Series 5(GPSモデル)- 44mmスペースグレイアルミニウムケース。
Series5の強化ポイント
Series5で常時表示、いわゆるAlaways Onに対応することで、タイムマネジメントのツールとしての基本的な時計機能が大きく進化しました。
やはりチラ見しても情報が表示されているというのは便利で、腕をふって画面を点灯、表示をさせるという手間、腕をふったのに表示されない時の小さなストレスから解放されました。
地味ながら便利です。
低温多結晶酸化物(LTPO:Low-Temperature Polysilicon and Oxide)という低消費電力の液晶パネルを使い、リフレッシュレートを通常の60Hzから1Hzへ低くすることで常時表示を可能にしています。
スペック上は18時間のバッテリー持続時間と変わりないですが、確かに1日は持つという印象です。
アプリをあまり使わない日には1日たってもバッテリ残量が残り32%と、一泊の旅行でもなんとかギリギリ持ちそうです。
なお常時表示とはいっても若干暗くはなるので、周りの明るさによっては見辛い時もありますが、それでも見えなかったのが見えるようになるのは非常に便利です。
また、センサーとして新たに電子コンパスが搭載されているため、地図アプリが便利になります。
マップアプリが、内蔵されたコンパスと連係して一段とパワフルに。これからは、あなたが今いる地理的な位置だけでなく、あなたが向いている方向まで示します。ターンバイターンの経路案内では手首を軽くタップして道順を知らせるので、文字盤を見続けなくても、通知音やチャイムが聞こえなくても、正しい方向がわかります。
Apple Watch Series 5 –
そのほかは厚さや重さもほとんど変わっておらず、CPUも同じS5(64bit デュアルコア)。
ストレージ容量はSeries 4が16GBだったのに対して32GBに倍増しているため、たくさんのアプリをインストールしたり、たくさんの音楽を保存できるということになります。
ただ、Series4でも容量が足りなくて困ったということはなかったため、あまり大きなポイントではないかもしれません。
タイムマネジメントのためのApple Watchの基本設定法
アプリの絞り込み
タイムマネジメントのツールとして活用するために最初にやることはアプリの絞り込みです。
不要なアプリがあるとそれが通知を発生させたり、選択肢に出てくるため邪魔になります。
Apple Watchで利用したいものに限定しましょう。
自分の場合はTaskuma(たすくま)、Y!天気、駅すぱあと、Duo、Todoistなどのツール系、LINEやMessengerなどのメッセージ系に絞っています。
通知の絞り込み
次は通知の絞り込みを行いましょう。
Apple Watchのいいところとして、通知がある度にiPhoneのロックを外して見なくとも手元で見ることができるため、時短になったり、別のアプリなどに脱線しないということがあります。
ただあまりになんでもApple Watchの方に通知がくると、大事な通知が埋もれてしまいます。
即座に通知を受けたいもののみを手元で受け取るようにしましょう。
手順としては、まずiPhone本体のアプリの通知を絞り込見ます。
そして、その中かApple Watchへ「iPhoneから通知を反映」させるアプリを絞り込むという2段階でやりましょう。
通知は「はっきり」の振動で
Apple Watchをタイムマネジメントに使う場合、通知が非常に重要です。
場所によっては音を鳴らせないということもありますし、周りがうるさいと音はよく聞こえません。
そのため、通知はApple Watchをマナーモードに設定して、触覚・振動でもらうようにします。画面のベルのマークのところがその設定。
また、触覚による通知はデフォルトよりもはっきりが良いです。
しっかり通知に気づくことができます。
コンプリケーションにタイマーを設定
やはりタイムマネジメントにはタイマーアプリが必須です。
すぐにタイマーアプリの機能を使えるようにするために、コンプリケーションとして、画面のトップにタイマーアプリを配置しましょう。
気づきやすいし速くApple Watchのタイマーは本当に便利です。
まとめ
Apple Watch Series 5のレビューとタイムマネジメントツールとしてApple Watchを使う時の最初にやるべき基本設定について紹介しました。
やはり常時設定はタイムマネジメントの基本としての時間の確認では大きな威力を発揮します。
また基本設定としてのアプリ、通知の絞り込み、振動の設定は、Apple Watchの基本的な使い勝手を上げるものですので、タイムマネジメントのため以外としても有用です。
なお、タイトルでは、Series5と書きましたが、基本設定についてはSeries3でも同様ですのでぜひお試しください。
Series 3であればよりリーズナブルにApple Watchによるタイムマネジメント環境を手に入れることができます。
Apple WatchはiPhoneを使っている人であれば使わないのはもったいないデバイスで、健康・ヘルスケアもそうですが、タイムマネジメントにも非常に有用です。
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