イベントやアクシデントで習慣が崩れたときにリカバリする3つの方法

はじめに

突然体調を崩したり、会合や旅行、仕事でのトラブル。

大きなイベントやアクシデントがあったとき、習慣は乱れがちです。

習慣化アプリやカレンダーにできていない習慣タスクが山積み。

「全く習慣ができなかった」という残念感と、再開してもまた続けられるか不安にさいなまれます。

様々な習慣化アプリを活用して、習慣をリカバリするのに役立つ3つの方法を紹介します。

  1. 1週間を振り返り、リセットする
  2. 簡単なルーティンを1つだけやってみる
  3. 新しい習慣化アプリやツールを試す

習慣をリカバリする3つの方法

1週間を振り返り、リセットする

この1週間の出来事、良かったことを振り返りましょう。

例えば、GPSフレームワークで、良かったこと、問題を振り返ることができます。

https://ko-do.design/2019/07/05/post-511/

この振り返ることの効果は、疲労感や残念感などのマイナスの感情を一旦、リセットすること。

1週間の日々、何もできていないようでもよくよく見ると、結構色々なことができていますし、自分なりに頑張っていることに気づきます。

感情をリセットすることで、次の行動へ目を向けることができます。

簡単なルーティンを1つだけやってみる

朝のルーティン、夜のルーティンから1つだけ簡単なものを選んでやってみましょう。

https://ko-do.design/2019/07/17/046/

以下のようにすでに習慣化されている行動にくっついている習慣タスクは比較的簡単です。

ko-do.design

簡単な習慣を着実に達成することで、不安を取り去り、他の習慣への意欲を生むことができます。

5秒ルールを使ってやらない理由を脳が探す前に、まずやってみるのもいいでしょう。

http://ko-do.design/2019/08/20/the-5-second-rule-080/

新しい習慣化アプリやツールを試す

しきり直しとして、新しいアプリで、新たな気持ちで習慣を始めてみましょう。

やり方を変えることで、新鮮な気持ちで習慣にトライできます。

アプリストアを見れば、様々な習慣化アプリが提供されています。

新しいアプリが登場していたり、機能が向上しているものもあります。

こちらのアプリカタログもチェックしてみてください。

https://ko-do.design/2020/07/12/app-catalog/

まとめ

イベントやアクシデントで習慣が崩れたときにリカバリする3つの方法を紹介しました。

  1. 1週間を振り返り、リセットする
  2. 簡単なルーティンを1つだけやってみる
  3. 新しい習慣化アプリやツールを試す

日記アプリ、ルーティンを管理するタスク管理アプリなど様々なツールを活用できます。

しばらく間が空いてしまって、なかなか習慣を再開できないというとき、ぜひこれらの方法を試してみてください。

さらに行動のヒントやアイデアを探す場合、こちらの参考書籍をご覧ください。

習慣超大全――スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法

原題はTINY HABITS(小さな習慣)。行動の最小化とルーティン化と祝福を駆使しながら、行動の「モチベーション・能力・きっかけ」を調整することで、あらゆる行動を続けることも、悪習慣もやめることもできるというもの。食生活の改善、ダイエット、運動、ストレス軽減などについて、「何らかの変化」は簡単に起こせると説いています。うまくいかないのは変化に向けたアプローチ。「人間の心理に逆らわない手順」、「変化を容易にする工夫」、「推測や誤った原理によらない道具だて」に基づく多様なメソッドが紹介されています。

理想の人生をつくる習慣化大全

習慣化大全という名のとおり習慣化メソッドの決定版。「習慣化を成功させるために大切なのは、習慣化を妨げているボトルネックがどこに存在しているかを把握してアプローチすること」と説いています。習慣化が続かない原因は、実は表層の行動レベルだけでななく、それよりも深い思考や感情、環境に原因があることも。本書では、行動の習慣、思考の習慣、感情の習慣、環境の習慣に関する65個のメソッドが紹介されています。この中のメソッドでやってみたいもの、自分の状況、問題に合っているものを試してみましょう。Audible版も提供されてます。

Atomic Habits: ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣

習慣的行動の1%の改善を積み重ね、着実に成果を出す方法。毎日1%よくなったら1年後には37倍よくなるという複利の効果を説いています。一気に成果を出そうと大きな行動に挑戦しても続きません。ちょっとだけやっても効果はなかなか見えないですし、成果が出るまで時間がかかりますが、複利の考え方で取り組みましょう。

幸せがずっと続く12の行動習慣

本書では幸福は見つけたり、追求するものというよりも、創造する、築くものだと説いています。理由は、私たち自身の中に幸せを作り出す力があることが様々な調査からわかっているから。幸せは小さな行動ですぐに始められるとし、科学的な研究に裏付けされた、根拠のある12の習慣を解説しています。
・感謝の気持ちを表わす、楽観的になる、考えすぎない、他人と比較しない、親切にする
・人間関係を育てる、ストレスや悩みへの対抗策を練る、人を許す、熱中できる活動を増やす
・人生の喜びを深く味わう、目標達成に全力を尽くす、内面的なものを大切にする、身体を大切にする-瞑想と運動

小さな習慣

モチベーションに頼らず、絶対にできる「小さな習慣」にフォーカスする。
「行動するのにモチベーションが必要だと信じることほど、危険な習慣はありません。モチベーションを上げたいと思うこと自体は問題ではないのですが、それがないと何もできないと考えるのは問題です。この考えが行き着く先は、怠け癖のサイクルでしかありません。」モチベーションに頼らず、絶対にできる行動を続けることにフォーカスする。30分の筋トレという目標を立てるのではなく、まず1回の腕立て伏せという目標からはじめる。このような小さな目標であればハードルが高すぎると圧倒されることもなければ、やる前から疲れてしまうこともありません。1回の腕立て伏せであれば時間がなくてできないということもないでしょう。
やりたいことを小さな習慣にブレイクダウンして生活に取り入れていきましょう。

習慣が10割

「人に能力の差はなし。あるのは、習慣の差」だけであり、習慣は人生を通して役立つ最強のスキルと説いています。小さく始める、仕組みを作るなどの習慣化のスキルや挫折しない秘訣などが紹介されています。小さな習慣からはじめて、「自分で決めた約束を守ることができた」という実績を作る。それを1日、1日と続けることで達成感が得られる。この何か1つでも続けられたという記憶が増えれば、別のことをやろうとした時も「自分はできる!」とワクワクしたり、楽しんだりできるようになります。

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