TodoistとIFTTTで作る、習慣を達成したらほめてくれるコーチボットの作り方

はじめに

タスク管理アプリでタスクを完了すると、二重線で消してくれたり、タスクが消えてスッキリします。

ただ、もっとほめてほしい、もっとフィードバックが欲しいと思ったことないでしょうか?

習慣などのタスクを完了したらほめてくれる、コーチボットの作り方を紹介します。

こちらの記事ではIFTTTとSackを連携させて、日時をトリガーにして、Slackにコーチングの問いを発するコーチボットの作り方を紹介しました。

https://ko-do.design/2020/07/15/self-coaching/

今回は、Todoistを使って、タスクを完了したらSlackで声掛けしてくれるコーチボットの作り方を紹介します。

タスク完了時に声がけしてくれるコーチボット

IFTTTのメニューから新しいアプレットの作成を選びます。

Todoistのトリガの設定

最初にIF This Then ThatのThisとしてTodoistを選択。

Todoistには以下のように、新たにタスクを生成されたときとタスクを完了させたとき、というトリガが用意されています。

それぞれ、Todoistのプレミアムユーザの場合、ラベルの指定もできます。ラベルを指定することで、IFTTTが反応するタスクの種別を制限することができます。

この中からNew completed task with labelを選びます。

タスクに”IFTTT”というラベルが付いたタスクが完了した場合という設定にします。

ここではプロジェクトをすべてのプロジェクト(Any Project)に設定していますが、ここでIFTTTが反応するプロジェクトを限定することもできます。

つまり、プレミアムユーザでない場合はラベルでなく、プロジェクトを指定して、IFTTTが反応するタスクを絞ることができます。

Slackのアクションの設定

次にIF This Then ThatのThatとしてSlackを選択。

SlackにはPost to channelのアクションのみ提供されています。こちらを選択します。

そして、メッセージやタイトルを設定。以下のスクリーンキャプチャはデフォルトです。

送信先として、Slackのチャネル名を選ぶか、ダイレクトメッセージを選べます。

また、Messageの中の「TaskContent」とはタスク名です。

他にもタスクへのリンクやプロジェクト、ラベル、優先度、完了日時、締切日時を「Add ingredient」のボタンから、メッセージやタイトル欄に入れることができます。

メッセージの部分を以下のように設定しました。

これでTodoistのタスクが完了したらSlackのチャネルにメッセージを投稿するアプレットが作成できました。

動作例

Todoistで、以下のように、IFTTTというラベルの付いたタスクを作成します。

ジョギングを毎日やるという習慣のタスクです。

このタスクをTodoistで完了させると、Slackにほめてくれるメッセージが飛んできます。

まとめ

TodoistとIFTTTを活用して、習慣のタスクを完了したらSlackでほめてくれるコーチボットの作り方を紹介しました。

タスクを達成できてもタスク管理アプリは特にフィードバックはありませんが、Slackでメッセージをもらうことができます。

また、チャネルのログを見ると、タスクや習慣を着実に達成した実績が見える化されており、自己肯定感を上げるという効果もありそうです。

Slackbotを使って、特定のフレーズに返答してくれるようなコーチボットの作り方はこちらをご覧ください。

こちらはIFTTTの設定などはないため、できることはかぎられますが、もっと簡単にはじめられると思います。

https://ko-do.design/2020/07/18/slackbot-coach/
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