はじめに
ジョギング、ダイエット、英語学習、資格勉強。
一気に成果を出そうとガッと頑張ってもその後、なかなか続かないという経験あるのではないでしょうか。
すぐに結果を出したくなる気持ち、よく分かります。
行動を始めても効果はすぐには見えるようにならず、目に見える成果が出るまで時間がかかります。
ブレイルスフォードが起用されたのは、英国自転車連盟を一新させるためだった。
これまでの監督との違いは、彼が提唱する「小さな改善の集まり」という戦略に執拗なまでに打ち込んだことだ。
これは、どんなことにも少しでも改善の余地を見出そう、という考え方である。
ブレイルスフォードはこう語る。「要するにこういうことです。自転車に乗ることに関係するものをできるだけ細かく分けて、それぞれ1%ずつ改善したら、全部合わせたときにすばらしい改善になるんです」
ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣
ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣では、毎日1%よくなったら1年後には37倍よくなると説いています。
一気に頑張って成果を出すというマインドセットではなく、少しの改善、小さな努力が大きな成果につながるという考え方を取り入れましょう。
少しのウォーキングから始める。
ほんの少し、食生活に気をつける。
生活の中に少し勉強時間を作る。
朝の時間、そして夜の時間のプラス1として、様々な1%の改善を取り入れる方法を紹介します。
プラス1習慣とは、すでに普段やっている行動に1つだけ足す小さな行動習慣です。
行動の習慣化プログラミング5つの技術「HABIT」のうちの一つ、「今ある習慣に付け加えたり調整する(Adjust) 」にあたります。
朝と夜の時間に1%の改善を取り入れる方法
朝のプラス1習慣
朝の行動習慣に、プラス1をして食生活、運動、健康面などをプチ改善しましょう。
- 朝食でサラダやフルーツなどヘルシーな食材をちょっと増やす
- 歯を磨く際に、歯間ブラシも使う
- 朝のスクワットの回数を少しだけ増やす
- エスカレータではなく階段を選んで歩く
- 歩くときの姿勢を良くする
モーニングルーティンの習慣についてはこちらの記事もご覧ください。
夜のプラス1習慣
夜の行動習慣にもプラス1することで、片付けや整理、体のメンテナンスなどを改善することができます。
- ジャケットやパンツをハンガーにかけ、ブラシをかける
- 夕食にサラダや魚などヘルシーな食材を増やし、ヘルシーでないものを減らす
- エンタメ動画の代わりに英語学習のYoutube動画を見る
- 入浴剤などでお風呂のリラックス効果、疲労回復効果を高める
- 枕を自分にあったものに変える
ナイトルーティンの習慣についてはこちらの記事もご覧ください。
まとめ
朝の時間、そして夜の時間のプラス1として、様々な1%の改善を取り入れる方法を紹介しました。
小さな習慣は地味で、本当に効果があるのか気になるかもしれません。
そんな時こそ、習慣の複利の効果としてを思い出してとにかく続けましょう。
この1%の改善の弱点は、小さな改善のためついつい忘れてしまうことです。
そのため、一気にいろいろと追加するのではなく、プラス1を1つか2つするところから始めると良いでしょう。