Evernoteを使っていると様々な情報を一元化したくなります。
この記事ではEvernoteで習慣の行動を記録する方法とそのメリット、デメリットについて紹介します。
習慣トラッカーの使い方
Evernoteのオフィシャルブログで、生産的な行動を習慣化する方法の記事があります。
その中で、行動の記録に使うEvernoteのテンプレート「習慣トラッカー」も紹介されています。

このテンプレートを使う場合、右上の「テンプレートを使う」というボックスをタップすると、ブラウザでログイン画面が開きます。
そこで、ログインすると自分のデフォルトのノートブックにこのテンプレートのノートが作成されます。
自分のノートになっている状態のため、編集もできます。
まず、上部の「このテンプレートについて」という説明文のところは不要ですので、削除。
そして「私の30日間チャレンジ」のところにチャレンジ内容を書きます。
いつもAI管理栄養士に、野菜がたりない、とおしかりをいただいているので、チャレンジを健康的な食生活にリフォームする、とし、「野菜を食べる」を習慣としました。
しっかりできた日をグリーン、まずまずできた日をイエロー、できなかった日は空欄で記録しています。
30日後、どれだけ色がつけられたか振り返りをしたいと思います。

Evernoteで習慣を記録するメリット
主要なメリットとして、1.自由度の高さ、2.検索、3. の3つがあります。
自由度の高さ
Evernoteのノートであるため、表の背景色を変えたり、文字の色やフォントを変えることもできます。
また、チェックボックスをつけたり、写真を挿入したり、音声や動画、書類も添付できます。
これはノートアプリだからこそできる芸当です。
以下のように豚しゃぶサラダの写真をきれいに入れることができます。
習慣の内容によって、写真や動画などを一緒に保存したい場合は便利です。

検索できる
これもノートアプリだからこそですが、ここに書いた内容はEvernoteアプリで一元的に検索できます。
アプリが分散していると、そこに書いた行動や記録は検索されません。
習慣としての行動もライフログとして記録し、検索可能としたい場合はEvernoteを使う理由になります。
他のノートとリンクできる
日記をEvernoteで書いている場合、その日のノートと習慣のところをリンクすることができます。
そうすると、そのできた日は何があったどのような日だったのか、逆にできていない日には何があったのかということを、ノートのリンクをたどって容易に振り返ることができます。
他にも、毎日、ブログを書くという習慣の場合、そのブログの原稿ノートやブログの投稿をクリップしたノートにリンクをはってもいいでしょう。
しっかり毎日書いた内容をふりかえり、たどることができます。
Evernoteで習慣を記録するデメリット
一方、Evernoteで習慣を管理することによる不便な点も当然ながらあります。
習慣化のための専用アプリは、そのための機能を備えています。
例えば、連続した実行数を表示することでそれを途切れさせないように動機づけしてくれたり、行動を忘れないようにある曜日、ある時刻でリマインドしてくれたり、記録をグラフにしてくれたりと便利な機能を提供してくれます。
Evernoteはノートアプリであるため、残念ながらそのようなことはできません。
専用アプリの機能を必須とする場合は、目的にあったアプリを選ぶのがよいでしょう。
まとめ
Evernoteで習慣の行動を記録する方法とそのメリット、デメリットについて紹介しました。
Evernoteの自由度の高さや一元性、ノート同士をリンクできる機能は魅力です。
その他のメリットとして、別のアプリを入れるインストールする必要がないため、追加の学習コストがかからない、というようなこともあります。
Evernote使いの方はぜひ習慣トラッカーをお試しください。
編集後記
バレットジャーナルでも運動や食事などのトラッカーのページは人気で、様々なユーザが多彩なデザインのトラッカーを創っています。
Evernoteもカラフルな表を作れるため、オリジナルのデザインのトラッカーを作ることができます。
究極の好みのトラッカーのデザインにも今後チャレンジしたいと思います。