
はじめに
集中して作業するのは簡単ではありません。
特に在宅勤務。
これまでオフィスは仕事で集中する場所、家はリラックスする場所というように、場所は明確に別れていました。
それが在宅勤務の場合、仕事で集中する場とリラックスする場が一緒になってしまいます。
在宅勤務中、なかなか集中できないという方も多いのではないでしょうか。
集中するために役に立つメソッドとして、「ポモドーロテクニック」があります。
「25分集中して作業し、5分休む」を1セットとして、4セットを実行した後は、15分など長い休憩を取るというメソッド。
ポモドーロとはイタリア語でトマトのことです。
1日に3セットでもできたら、その日はよく集中した、という実感が得られます。
5セット以上できたら、かなりの生産性が高い日と言えるでしょう。
ポモドーロテクニックを実践できるタイマーアプリFocus To-Doの3つの特長をレビューします。
- 画面をロックせず、残り時間を常時表示できる
- タスク管理とポモドーロテクニックを統合
- 充実したレポート機能

iPhone, iPad, Apple Watch, Macアプリが利用できます。
ポモドーロタイマーFocus To-Do
画面をロックせず、残り時間を常時表示できる
多くのポモドーロタイマーは、タイマーをスタートした後、しばらくすると画面がロックしてしまうため、残り時間が分かりません。
残り時間を確認するには画面ロックを外す必要がありました。
Focus To-DOは、画面を表示した状態を維持してくれるため、ポモドーロタイマーの残り時間を常に確認できます。
ちらっと目をやることで、残り時間がすぐに分かります。
これまでは常時残り時間を見るために専用タイマーを使っていましたが、Focus To-Doがあれば大丈夫です。
なお、常時画面表示しているため、iPhoneのバッテリの消費は増えます。
そのため、画面の輝度を落として少し暗めにしたり、充電しながら使うと良いでしょう。
タスク管理とポモドーロテクニックを統合
本アプリはFocus To-Doという名前の通り、タスク管理もできます。
タスク管理アプリとして、繰り返し設定や優先度、サブタスクの設定、メモ欄など、充実した機能を持っています。
タスクとポモドーロテクニックを統合することで、タスクのポモドーロの見積もりをして設定できる強みがあります。
例えば以下の図のように、ブログを書くというタスクについて、2ポモドーロ(50分)をアサインすることができます。

タスク管理アプリからワンタッチでポモドーロタイマーを使えるのは快適です。
すでにタスク管理アプリを使っている場合に、例えば毎日の英語学習やブログを書くなどの習慣的なタスクをFocus To-Doで扱うという使い分けもいいでしょう。
なお、TickTickもポモドーロタイマーの機能を備えたタスク管理アプリです。
充実したレポート機能

どの時間帯にどれだけの時間、集中して作業できたかを数字やグラフで見ることができます。
今日はこれだけ集中できた、という達成感を味わうことができます。
日、週、月単位でのポモドーロテクニックによる集中時間をグラフで見ることもできるため、曜日ごとの集中時間の傾向や、継続することによる集中時間の増加など様々な切り口で分析することも可能です。
1日の終わりに、今日の集中した時間を「ヒストリーレポート」として教えてくれるのも便利です。
まとめ
ポモドーロテクニックを実践できるタイマーアプリFocus To-Doの3つの特長をレビューしました。
- 画面をロックせず、残り時間を常時表示できる
- タスク管理とポモドーロテクニックを統合
- 充実したレポート機能
タイマーを使うことで、他のタスクに気を取られることなく、目の前のタスクに集中できます。
また、残り時間を意識しながら、なんとかこのポモドーロ時間に終わらせようと作業や思考が速くなります。
ポモドーロテクニックを活用して作業を圧縮して終わらせましょう。
Focus To-Doを使いこなす3つのポイントの記事を合わせてご覧ください。
そのほかのポモドーロタイマーアプリもチェックしてみてください。