1年のやり残しタスクを整理する3つの質問

はじめに

今年にやるべきこと、まだ残っていますか。

1年のやり残しタスクを整理する3つの質問を紹介します。

  • やりたかったけどできていないことはなんですか?
  • やるべきことで先延ばししていることは何ですか?
  • 続けられなかった事は何ですか?

手帳やタスク管理アプリを見ながら、答えを書き出していきましょう。

1年のやり残しタスクを整理する3つのステップ

やりたかったけどできていないことはなんですか?

趣味として始めようと思った料理や楽器。

チャレンジしようと思ったマラソンやお稽古。

行きたかった旅行やスポット。

そして行きたいお店、見たい映画。

欲しいもの、買いたいもの。

COVID-19で移動や活動が制限されたため、できなかったこともたくさんあるでしょう。

やりたいことでまだメモしていないものは、レストランなどのお店であれば食べログ、旅行先であればTripAdvisor、予定に入れるのであればGoogleカレンダーというように専用のサービスにメモしましょう。

https://ko-do.design/2019/09/08/post-1135/

趣味やチャレンジは、タスク管理アプリや手帳に書きましょう。

やるべきことで先延ばししていることは何ですか?

手帳やタスク管理アプリでずっと手がついていないタスクはないでしょうか。

タスクを全て一つひとつ見ていき、その中でやめても良いものはやめましょう。

時間やエネルギーなど自分の持っているリソースは有限です。

頑張ればなんとかなる、ということではありません。

やることが多すぎると、先延ばししがちです。

選択と集中をしましょう。

https://ko-do.design/2020/03/06/focalpoint/

絞り込んだ上で、やっぱりやるべきことは今年のうちに片付けてしまいましょう。

先延ばしのタスクに対する対策はこちらの記事をご覧ください。

https://ko-do.design/2020/04/09/procrastination/

続けられなかった事は何ですか?

ダイエット、運動、英語学習。

年のはじめに、毎日続けようと目標を立てて、続けられていないタスクはないでしょうか。

ダイエットや学習、マラソン、早起き等は達成までに時間がかかり、そのための様々な行動を習慣化をして積み上げなければ成功せず、難易度は高めです。

やり始めのやる気はいつの間にかどこかに行ってしまい、投げ出してしまったり、日々の忙しさに埋もれて忘れてしまっていたということがあるでしょう。

続けられなかった事は、そもそも目標設定が適切でないという可能性があります。

新年の目標設定に関する10のチェックポイントを見て、その目標が本当に自分のやりたい事なのか、今の自分にとって必要な事なのか、目標の絞り込みができているのかを見直しましょう。

https://ko-do.design/2020/01/02/newyearresolution/

来年の目標を立てる際は、サブ目標に分ける、適切な報酬を設定する、進捗管理をする、定期的に目標のベネフィットを思い出すなどの技術を活用すると良いでしょう。

まとめ

1年のやり残しタスクを整理する3つの質問を紹介しました。

  1. やりたかったけどできていないことはなんですか?
  2. やるべきことで先延ばししていることは何ですか?
  3. 続けられなかった事は何ですか?

年末はタスクをリセットするいい区切りです。

今年のタスクは今年のうちに整理して、新年を迎えましょう。

マインドセット 「やればできる」の研究

硬直マインドセット(fixed mindset)は、「個々人の知能、才能は持って生まれたものとして固定されている。」という考え方です。一方、しなやかマインドセット(growth midset)は、持って生まれた才能、適性、興味、気質は一人ひとり異なるが、努力や経験を重ねることによって伸ばすことができるという考え方。本書は2つのマインドセットについて、スポーツやビジネス、人間関係、教育など様々な分野でのそれぞれのマインドセットの思考や行動のパターンを紹介しています。
特に自分が硬直マインドセットに近いなと思う方は一読をおすすめします。
硬直マインドセットをどうしなやかマインドセットに変えていくか、その方法も明快に解説されています。

GRIT やり抜く力

成功には「才能」の優劣よりも努力の継続、つまり、「やり抜く力」が決定的な影響を及ぼすとのこと。情熱と粘り強さを持つ人が結果を出すということを様々な研究結果を用いて示しています。あなたの「情熱と粘り強さ」がわかるテストや、「やり抜く力」を内側からと外側の環境から伸ばすための方法を解説しています。内側からやり抜く力を伸ばすための4つのポイントは、興味、練習、目的、希望です。

やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学

目標に具体性を与える。やせたいと思うのならば、目標は「やせる」ではなく、「5キロやせる」とすべき。その理由は、求める成功の姿をはっきりとみせてくれるから。自分に望んでいるものが何かをはっきり分かっている人はそこに到達するまでやり抜くことができるとのこと。本書で紹介している9つの習慣は以下のとおりです。
・1.目標に具体性を与える、2.目標達成への行動計画を作る、3.目標までの距離を意識する
・4.現実的楽観主義者になる、5.「成長すること」に集中する、6.「やり抜く力」を持つ
・7.筋肉を鍛えるように意志力を鍛える、8.自分を追い込まない、9. 「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する

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