はじめに
スマートフォンのカメラも進化して、日常的な写真も高画質で記録することができるようになりました。
デュアルカメラ、トリプルカメラ、クアッドカメラ、超広角レンズ、夜景モード、HDRと高機能化。
スマートフォンでも表現力の高い、きれいな写真がとれるようになってきています。
iMacの27インチの5Kディスプレイで写真を見ると非常に迫力あります。
一方で、細かなアラも見え、新しいスマートフォンのカメラ機能のレビューを見ると惹かれます。
ただ、本当に欲しいものがカメラ機能であれば、最新のスマートフォンを買い換えるよりも、ミラーレス一眼などカメラ専用機を買ったほうが楽しめます。
ソニーのα6000を使うことで、写真の楽しみが増えました。
カメラでスマホを選ぶ方に向けて、ミラーレス一眼を使う3つの理由を紹介します。
- 鮮やかな写真、きれいにボケた写真を撮ることができる
- 写真を撮るプロセスを楽しめる
- 現場の今、ここに集中できる
ミラーレス一眼を使う3つの理由
鮮やかな写真、きれいにボケた写真を撮ることができる
狙った瞬間を逃さない、高速0.06秒(*)のファストハイブリッドAF
大切な瞬間を撮り逃さない、最高約11コマ/秒(*)のAF追随高速連写
デジタル一眼カメラα(アルファ)
ミラーレス一眼は解像度も高く、ノイズも出にくく、鮮やかな写真やきれいにボケた写真を撮ることができる、暗いところでも強い、動きに強い、というメリットがあります。
スマートフォンではできないことととして、レンズ交換ができます。
なお一眼レフカメラとミラーレスの違いについては、キャノン公式の解説記事がわかりやすく、以下の4つがポイントです。
- サイズの違い
- ミラーの有無とファインダーの違い
- 画質とイメージセンサーの違い
- 交換レンズのラインアップの違い
スマートフォンからアップグレードする場合、一眼レフカメラよりもまずミラーレス一眼がよい選択肢でしょう。
スマートフォンの小さな画面で写真を見る場合、スマホで撮った写真もミラーレス一眼で撮った写真も品質の違いは分かりません。
iMac27インチなどの大画面で見たときにこその差です。
写真を見るのがスマホ中心であればスマホのカメラで十分でしょう。
写真を撮るプロセスを楽しめる
ミラーレス一眼を使うと、撮影プロセス自体を楽しむことができます。
構図を考えてミラーレス一眼を取り出し、構えてファインダーを覗き被写体をとらえ、シャッターを押す。
写真を撮る瞬間に没頭できます。
気軽に撮るスマートフォンのカメラとは違った感覚。
その一枚への思い入れも変わってくるでしょう。
現場の今、ここに集中できる
スマートフォンのカメラの使い方は、写真を撮ってインスタグラムに投稿する、日記アプリに写真を貼る、Googleフォト等を使って家族や友人に共有するというアプリ中心の楽しみ方です。
写真を撮ってインスタグラムやFacebookに投稿すると、つい他の投稿を見てしまったり、別のアプリを使ってしまったり、脱線しがち。
「今、ここ」を楽しめなくなります。
カメラ専用機を使うことは、スマホと適当な距離を保つデジタルデトックスにもつながります。
ミラーレス一眼を使っている限りはアプリへの脱線は起きず、現場の「今、ここ」に集中できます。
副次的なメリットとして、写真や動画をたくさんとってもスマートフォンのバッテリが減らないということがあります。
旅行中に写真をたくさん撮りすぎてスマホのバッテリがなくなって困ったことはないでしょうか。
ミラーレス一眼をスマートフォンと分けて持っていれば、バッテリのせいで動画撮影できなかったという事態を防ぐことができます。
ミラーレス一眼の課題
ミラーレス一眼の課題は、スマートフォンに比べて携帯性やすばやさがないこと。
α6000はバッテリー、メモリーカードを含めて約344g。これにレンズが加わります。
大きさも、約120.0(幅) x 66.9(高さ) x 45.1 (奥行き)mmと、一眼レフに比べればかなりコンパクトですが、スマホに比べるとかさばります。
また、バッグの中に入れていると取り出すのに時間がかかり、面倒です。
「とれるカメラバッグ」のようにどう携帯するかの工夫が必要です。
ミラーレス一眼は比較的重くてかさばる、気軽に持ち歩けないため、日常はスマートフォンカメラが便利。
平日はできるだけ持ち物を減らして身軽にしたいですし、普段の食事やちょっとした風景をミラーレス一眼で撮影していると若干目立ちます。
スマートフォンのカメラは手軽で、様々なフィルターアプリで写真を加工したり、ソーシャルメディアなど写真の共有がしやすいメリットがあります。
ミラーレス一眼とスマートフォンカメラ、両方を場面場面で使い分けしましょう。
まとめ
カメラでスマホを選ぶ方に向けて、ミラーレス一眼を使う3つの理由を紹介しました。
- 鮮やかな写真、きれいにボケた写真を撮ることができる
- 写真を撮るプロセスを楽しめる
- 現場の今、ここに集中できる
手間がかかってもきれいな写真を撮りたい、写真をもっと勉強したい、今ここの瞬間に没頭し、写真を撮るプロセスを楽しみたいという方は、ミラーレス一眼を手に入れると楽しみが広がるでしょう。
「デジタル一眼カメラ α(アルファ)で写真撮影を楽しむ | 活用ガイド」では、人物を引き立てて印象的に撮る、風景をダイナミックに撮す、夜景をドラマチックに撮す、空の表情をとるなどシーンやテーマ別にテキストや動画で説明しています。