はじめに
ノートにマインドマップで書いている方、まわりで少しずつみかけるようになってきました。
マインドマップは通常のノートの書き方とはかなり違い、以下の方法でビジュアルに情報を整理します。
- センターにメインテーマを書く
- センターから放射状に枝をかきつつ、関連する情報や発想したアイデアを書く
- 線や記号、単語、色、画像を用いる (文章は書かず、単語か短いフレーズで書く)
情報が1つの図として整理され、複雑で多くの情報を一覧できます。
情報が階層的に描かれているため、情報と情報の関係性が分かりやすく、色や記号、位置で記憶しやすいという利点があります。
マインドマップは以下のような場面で役立ちます。
- 本や資料などの様々な大量の情報を整理、まとめて記憶し、知識にする
- 複雑な問題に対して、情報を整理し、アイデアを出して問題解決を図る
- 会議やセミナーでのメモをとる
- 発散思考でアイデア出しをする(ブレインストーミング)
紙にマインドマップを書くのも良いのですが、マインドマップのスマホアプリを使うとアイデア出し、情報の整理が捗ります。
マインドマップアプリの5つのメリットを紹介します。
- 編集が簡単
- 大量の情報を扱える
- 写真や動画等メディアを扱える
- Webやファイルなどデジタル情報を統合できる
- どこでも書ける、きれいに書ける
マインドマップアプリの5つのメリット
編集が簡単
紙のノートで書く場合、新しい情報を追加したり、更新するのは結構大変です。
フリクションペンで書くことである程度、消したり、更新することはできますが、手間がかかりますし、きたなくなってしまいがちです。
デジタルのマインドマップであれば、新しい情報、枝を追加したり、単語やフレーズを修正したり、移動することは簡単です。
大量の情報を扱える
紙のマインドマップは基本的にノートのサイズに制限され、扱える情報の量も限られます。
大きなノートで小さく書けばたくさん書くこともできますが、見づらくなってしまいます。
アプリの場合、枝を閉じたり開いたりという操作、表示の拡大、縮小もできます。
そのため、大量の情報を含む大きなマインドマップを作ることも可能です。
マインドマップは階層的に情報を管理するため、階層の深い枝を閉じることで、細かい枝葉の情報を隠し、全体を掴みながら、必要に応じて枝を開いていって詳細情報を見るということも可能です。
写真や動画等メディアを扱える
写真やアイコンを貼ってビジュアルに映えるマインドマップが作成できます。
絵心がなくても大丈夫。
カラーペンをいろいろと持ち歩く必要もありません。
自分の撮った写真を貼るのもいいでしょう。
セミナーや講義のメモであればその録音音声をマインドマップに貼ることもできます。
Webやファイルなどデジタル情報を統合できる
トピックの単語やフレーズに関連するWebサイトへのリンクを貼ることができます。
情報へのアクセスが非常に簡単になります。
紙のマインドマップでも付箋を貼ることはできますが、デジタル情報をリンクすることはできません。
書類や資料のリンクを貼るのも良いでしょう。
例えばiThougthtsでは他のマインドマップへのリンクをはることもできます。
つまり、複数のマインドマップから構成される大きなマインドマップを作ることも可能です。
自分の情報データベースを構築することができます。
どこでも書ける、きれいに書ける
紙で書くマインドマップは電車の中で立っている時に書くのは難しい。
揺れで文字が乱れたり、結構ストレスがたまります。
スマートフォンのアプリであれば立っていても書くことができますし、寝転がっても書けます。
さらに文字は乱れることなく、きれいに書けます。
手書きの場合、殴り書きで後でなんと書いてあるのか読めないことも。
さらに音声での入力も可能です。喋りながら、トピックをどんどん増やしていくことができます。
まとめ
マインドマップアプリの5つのメリットを紹介しました。
- 編集が簡単
- 大量の情報を扱える
- 写真や動画等メディアを扱える
- Webやファイルなどデジタル情報を統合できる
- どこでも書ける、きれいに書ける
一方で、手書きで書く紙のマインドマップにも、多くのメリットがあります。
- 手書きで書くことでアイデアが出やすい
- 手書きにより記憶しやすい
- アプリの操作よりも速く書ける
- 自分の字のほうが味があり愛着が湧く
紙はペンと紙さえあればすぐ書けるのに対して、マインドマップアプリはスマートフォンを取り出して、アプリを開いてファイルを選択して、というステップがあるため、紙のほうが手軽で速いです。
紙かアプリか、自分の利用スタイルでどちらがあうかを試すのが良いでしょう。
おすすめはiThoughtsというマインドマップアプリです。
マインドマップを実際の利用シーンでどう活用するかについては、以下の本がおすすめです。
脳内の思考の広がりをダイレクトに写し取る技術、マインドマップ。これを使うと、記憶力、プランニング、問題解決、プレゼンなど、ビジネスのあらゆる場面で驚くほど成果が上がる。発明者、トニー・ブザンによる「本物」ならではの効果抜群のマインドマップを学べる本。
マインドマップの参考書についてはこちらもご覧ください。