はじめに
iPadは、遊びにも仕事にも使える楽しいタブレットです。
ハイエンドのiPad Proには11インチと12.9インチの2種類のサイズがあります。
どちらのサイズを選ぶか迷う方、多いのではないでしょうか。
第4世代のiPad Pro12.9インチ(WiFIモデル)は、280.6mm x 214.9mm、641g。
持ち歩くにはちょっと抵抗のある大きさと重さで、小さな鞄には入りません。
カフェで作業する際にも幅が280.6mmと結構なスペースをとります。
ところが最近はテレワーク中心で、家でiPadを使うことがめっきり増えました。
家でApple Pencilを使った作業やコンテンツを楽しむ際には、iPad Pro 12.9インチは作業効率や迫力の面でメリットがあります。
家での作業や視聴ならiPad Pro 11インチより12.9インチを選ぶ4つの理由を紹介します。
- コンテンツの迫力とマルチタスクの使い勝手
- ノート、マインドマップが書きやすい
- PDF書類のチェックや学習がはかどる
- Magic Keyboardが打ちやすい
12.9インチを選ぶ4つの理由
コンテンツの迫力とマルチタスクの使い勝手
12.9インチと11インチの差は1.9インチですが、映画やドラマなどの動画コンテンツを見る際の没入感は大きく違います。
Kindleやdマガジンでコミック、雑誌を見る際も、わざわざピンチイン・ピンチアウトの操作で拡大・縮小する必要なしに、小さい文字や写真のディテールも楽しめ、快適です。
ただし、手に持っているとずっしりと重さを感じます。
机や膝上に置くのが基本です。
マルチタスクの際も、画面が大きい12.9インチの強みがはっきりします。
ブラウザ閲覧しながら、メールアプリを使う。
動画を見ながらTwitterを使う。
書籍を読みながら、ノートアプリを使う。
Split Viewで画面を分割しても、それぞれのアプリ画面が十分に大きく、使い勝手を維持することができます。
11インチの場合、Split Viewを行うと若干、画面が小さくなります。
ノート、マインドマップが書きやすい
12.9インチはノートを広々と使えます。
GoodNotes5を使ってApple Pencilで書く際、A4サイズ(210 × 297 mm)の用紙の感覚で書くことができます。
小さな文字も拡大せずに読むことができ、小さな文字でたくさん書き込むこともできます。
マインドマップアプリについても、大画面を活かして大きなマインドマップを作ることができます。
画面が小さい場合は、マインドマップ全体を見るために枝を折り畳んだり、縮小表示する操作が必要になり、使い勝手が落ちます。
PDF書類のチェックや学習がはかどる
資料や書類を読んで、注釈をつけたり、書き込で学ぶ際に、大画面は本領を発揮します。
GoodNotes5を使ってPDFを取り込み、Apple Pencilで蛍光ペンを使ってマーキングしたり、赤ペンで書き込んだり。
小さな文字も拡大せずにどんどん読むことができます。
書き込んだPDF書類を後で見返す際も見やすいです。
Magic Keyboardが打ちやすい
11インチ用のMagic Keyboardも十分実用的ですが、12.9インチ用のMagic Keyboardに比べるとキーのサイズが小さく、長時間使っていると疲れることがあります。
12.9インチ用のMagic KeyboardはMacBook ProやMacBook Airと同様のサイズであり、トラックパッドが小さいこと以外、使い勝手は変わりません。
ただし、家でキーボードを使う作業であれば、MacBookやiMacを使ったほうが便利かもしれません。
まとめ
在宅勤務なら12.9インチiPad Proを選ぶ4つの理由を紹介しました。
- コンテンツの迫力とマルチタスクの使い勝手
- ノート、マインドマップが書きやすい
- PDF書類のチェックや学習がはかどる
- Magic Keyboardが打ちやすい
家でApple Pencilを使った作業やコンテンツを楽しむ分には(価格差は残るものの)、12.9インチの重く、かさばるというデメリットを無視できます。
iPad mini(7.9/8.3インチ)と、iPad Pro(11インチ)のサイズ比較の記事もご覧ください。
閲覧性、マルチタスク、携帯性の3つの観点で比較・検討しています。