はじめに
習慣化のための様々なアプリが提供されており、どれが自分の目的やニーズに合うのか、迷いますね。
習慣化アプリそれぞれが、続けるための記録や振り返り、動機付け、通知などの機能を備えています。
アプリの機能やデザイン、特徴などをレビューします。
使う習慣化アプリ決める際の参考にしていただける情報を提供したいと思います。
継続する技術
この「継続する技術」のアプリの特徴はとにかく使い始めるために、迷わない設計になっていることです。
アプリを起動すると、最初に「何を続けるか」決めます。

ここに、毎日本を1ページ読む、など習慣行動を記入します。
今回は、「毎日5:30に起きるために22:30に寝る」を入力しました。
30日続けることを1つだけ選ぶというシンプル設計ですので、ぜひ「これをやりたい」ということを選びましょう。
1つだけというのは、あれもこれも欲張って複数のことを同時に始めると結果的にどれも続かないという事になりがちなためです。
1つの行動に絞ってそれだけは実行するというようにシンプルにしたほうが継続しやすいと言われています。

次にいつやるかを決めます。
「楽に動けるタイミング」を考える、とあるように、その行動を実行する場所や時間を決めることが重要です。
いわゆる「IF THENルール」で、お風呂に入った後ストレッチをする、移動中で歩いているときに英語を聞く、など。
時間で通知をもらえます。
「毎日5:30に起きる」ためには22時30分には寝たいため、22時に通知するように設定しました。

また、曜日も設定できます。
ここまで設定したら最後に確認画面。
1度はじめたら30日間、達成するまで基本は変更できません。

最後にアプリの使いかたが、表示されます。
1日一回やることをやったら入力して、30日間続いたら成功、というハードですが、達成条件は非常に明確です。
2日連続で未入力の場合リセットして最初からという、妥協を許さない設計ですので、続ける行動は絶対に毎日続けられるというハードルの低いものがよいと思います。
昨日もできなかった、今日もできなかった、となるといやになってやめてしまいます。
そのため、22:30に寝るという目標ですが、これはできたらのWANT目標とし、23:00にベッドに入るを絶対達成したいというMUST目標にします。

ひと目で30日間継続に向けた達成状況がわかる画面となっています。
丸をタップすればよいというシンプルな操作感。

まとめ
このように画面の流れに従って入力していけば、やることを決め、やる時間などのルールを決めて通知を設定するところまでを迷わずに実行できます。
非常に使い勝手がよく、習慣化アプリを初めて使う方にオススメです。
画面もすっきりしていて、 メッセージも面白いです。
また、無料アプリですが、広告がなく快適に使えます。
その代わりに、なくても全く困らない無駄機能をアプリ内課金として提供するという、斬新なアプローチをとっています。
無駄機能を購入してアプリ作者を応援するというのも面白いですね。
「継続する技術」の3つのポイントをまとめます。
- やること、やる時間、通知等を迷わずに設定できる親切設計
- 一つの目標に絞って、30日間継続にチャレンジできる
- 広告もなく、シンプルな画面デザイン

このアプリを利用しながら、早寝・早起き習慣にしばらくチャレンジします。
夜ふかしの誘惑とどう戦うか、飲み会などのときにどうするかというのが課題です。