SlackとIFTTTで作る、セルフコーチングを助けるコーチボット。

はじめに

「セルフコーチング」は自分自身をコーチングすること、「心の中にコーチを持つこと」です。

セルフ・コーチング入門では、「自らの自発性によって、問題を解決し、目標を達成していくための心内対話」と定義しています。

セルフ・コーチングで効果をあげるためには、「いつもの自分とは異なる立場から質問を発するもう1人の自分」をイメージして、自分自身を客観的にとらえる視点が必要になります。

セルフ・コーチング入門

 

そこで、SlackとIFTTTを使って、セルフコーチングとしての質問を発するボットを作ってみたので、紹介します。

IFTTTは様々なWebサービスを連携させて、自動化できるサービスです。

Slackはビジネスチャットツールで、基本的にチームで使うサービスですが、1人でもフリープランで無料で使えます。メッセージが10,000件までとなる等の制限ありますが、1人で使う分には十分でしょう。

Slack はニーズに応えるプロダクティビティプラットフォーム
Slack(スラック)は、チームとコミュニケーションを図るための新しい手段です。メールよりも速く、整理され、安全な方法で実現できます。

Slack+IFTTTのコーチボット

IFTTTを使って、日時をトリガーにする部品とSlackで送信する部品を接続します。

日時のトリガー

日時をトリガーにする部品は、Date&Time。設定の仕方はこちらの記事をご覧ください。

https://ko-do.design/2020/07/14/line-ifttt/

曜日ごとや日付ごとである時刻にトリガーを発生させる設定ができます。

Slackで送信

次にSlackで送信する部品を接続し、設定します。

送り先はチャネルを指定したり、ダイレクトメッセージを選ぶこともできます。

あとはメッセージやサムネイルURLなども指定できます。

画像の添付はできませんが、サムネイルURLを指定することで画像を表示できます。

質問例

このように指定したチャネルにメッセージがやってきます。

通常のメッセージに対してと同様に、絵文字リアクションをしたり、スレッドで返信することもできます。

なかなか便利です。

まとめ

SlackとIFTTTを使って、セルフコーチングとしての質問をしてくれるボットの作り方を紹介しました。

このボット自体は同じ曜日・時刻に同じ質問を送ってくれるのみですが、異なる質問を別のタイミングで送るボットを作ることで、日替わりで様々なセルフコーチングの質問を受けることもできます。

セルフコーチングの質問について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

https://ko-do.design/2019/10/28/questions/

なお、LINEとIFTTTを使って質問してくれるコーチボットについてはこちらをご覧ください。

https://ko-do.design/2019/07/06/post-526/
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