はじめに
「セルフコーチング」は自分自身をコーチングすること、「心の中にコーチを持つこと」です。
セルフ・コーチング入門では、「自らの自発性によって、問題を解決し、目標を達成していくための心内対話」と定義しています。
セルフ・コーチングで効果をあげるためには、「いつもの自分とは異なる立場から質問を発するもう1人の自分」をイメージして、自分自身を客観的にとらえる視点が必要になります。
セルフ・コーチング入門
そこで、SlackとIFTTTを使って、セルフコーチングとしての質問を発するボットを作ってみたので、紹介します。
IFTTTは様々なWebサービスを連携させて、自動化できるサービスです。
Slackはビジネスチャットツールで、基本的にチームで使うサービスですが、1人でもフリープランで無料で使えます。メッセージが10,000件までとなる等の制限ありますが、1人で使う分には十分でしょう。
Slack+IFTTTのコーチボット
IFTTTを使って、日時をトリガーにする部品とSlackで送信する部品を接続します。
日時のトリガー
日時をトリガーにする部品は、Date&Time。設定の仕方はこちらの記事をご覧ください。
曜日ごとや日付ごとである時刻にトリガーを発生させる設定ができます。
Slackで送信
次にSlackで送信する部品を接続し、設定します。
送り先はチャネルを指定したり、ダイレクトメッセージを選ぶこともできます。
あとはメッセージやサムネイルURLなども指定できます。
画像の添付はできませんが、サムネイルURLを指定することで画像を表示できます。
質問例
このように指定したチャネルにメッセージがやってきます。
通常のメッセージに対してと同様に、絵文字リアクションをしたり、スレッドで返信することもできます。
なかなか便利です。
まとめ
SlackとIFTTTを使って、セルフコーチングとしての質問をしてくれるボットの作り方を紹介しました。
このボット自体は同じ曜日・時刻に同じ質問を送ってくれるのみですが、異なる質問を別のタイミングで送るボットを作ることで、日替わりで様々なセルフコーチングの質問を受けることもできます。
セルフコーチングの質問について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
なお、LINEとIFTTTを使って質問してくれるコーチボットについてはこちらをご覧ください。