はじめに
タイムマネジメントの基本は行動の記録です。
記録して実体を見える化しない限り、タイムマネジメントがうまくいっているのか、問題があるのかもわかりませんし、どこに問題があるのか、どこに改善の余地があるのかも分かりません。
行動記録を取り続けることで、自分の時間の使い方が見える化されますし、記録をとることで自分がどう時間を使うかを意識することができます。
記録をとらないと使途不明時間が発生しますが、以下の4つの方法により、使途不明時間の発生を防止することができます。
1.行動をタスク化:何かをする前にはたすくまでタスクを開始、行動を終えたらタスクを終了。
2.割り込みも記録:あるタスクの実行中に別のタスクを始めたらそのタスクもたすくまで開始
3.後からも記録:タスク開始をしていない行動があったら、たすくまで遡って時間を指定してタスクを開始
4.休憩やだらだらも入力
この3つ目の「後からも記録」については、その行動をいつから開始したのか、そしていつ終了したのかを思い出す必要があります。
ただ、少し時間が空いてしまうと思い出せないこともあるでしょう。
そんなとき、移動時間についてはGoogle Mapのタイムライン機能でヒントが得られます。
Google Mapのタイムライン機能で移動時間を補完する方法を紹介します。
Google Mapのタイムライン機能で補完
Google Mapのタイムライン機能の説明は以下のとおりです。
Google マップのタイムラインには、ロケーション履歴に基づいて過去に訪れたり利用したりした可能性がある場所とルートが表示されます。タイムラインでは、期間などのロケーション履歴をいつでも編集、削除できます。タイムラインは非公開なので、本人しか見ることができません。モバイルとパソコンのどちらでも使用できます。
タイムラインを作成するには、現在地とロケーション履歴をオンにする必要があります。ロケーション履歴をオンにしておくと、そのデバイスを持って移動した場所がタイムラインに記録されます。ただし、デバイスでアカウントにログインし、そのデバイスで現在地情報の送信をオンにしている場合に限られます。詳しくは、ロケーション履歴の説明をご覧ください。
Google マップのタイムライン – iPhone と iPad – マップ ヘルプ
以下の操作を行うことで、タイムラインを表示できます。
iPhone または iPad で Google マップ アプリ を開きます。
プロフィール写真またはイニシャル タイムライン アイコン をタップします。
表示する日や月を変更するには、[カレンダーを表示] をタップ 左か右にスワイプして該当の日をタップします。
Google マップのタイムライン – iPhone と iPad – マップ ヘルプ
タイムラインを見るとことで、例えば
- あるお店から駅まで何時何分から何時何分まで歩いた
- ある駅から自宅の最寄り駅まで何時から何時まで電車に乗った
- 駅から自宅まで何時何分から何時何分まで歩き、到着した
というような情報が得られます。
これを使って「たすくま」に、移動時間を記録することができます。
GPS情報であるため、多少の時間のずれはありますが、タイムマネジメントに使う用途であれば十分でしょう。
まとめ
行動時間の記録において、移動時間などを思い出せないときに、Google Mapのタイムライン機能で移動時間の履歴を参照する方法を紹介しました。
徒歩や電車、車の移動開始、終了時間が分かり、たすくまの行動記録を補完できます。
現在地とロケーション履歴をオンにする設定をしておけば、自動でそのデバイスを持って移動した場所がタイムラインに記録されるので便利です。
行動記録を取り、時間の使い方を改善していきましょう。