
はじめに
在宅勤務や外出自粛で生活のリズムが乱れてしまったという方、多いのではないでしょうか。
朝、だらだらと起きたり、ストレスで夜ふかししてしまったり。
朝のスタートをしくじると、その日はエネルギーの低い、不完全燃焼の1日になりがちです。
おすすめは朝を頭の中の考えや感情をノートに書き出す「モーニングページ」で始めることです。
モーニングページとは、「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」(オリジナルは”The Artist’s Way: A Spiritual Path to Higher Creativity”)で紹介されているワークの一つ。
朝一番に、とにかく心の赴くままに、ネガティブなことも含めて自分の頭の中の様々な考えや感情をノートに書き出すというものです。
自分の内面に潜りつつ、頭の中をノート上にすべて出すことで、心をクリアに集中して1日をスタートできます。
モーニングページは特に書き方の指定はなく、とにかく思ったことを書くというものですが、最初はなかなか、考えや感情が出てこないかもしれません。
そこで、マインドマップを活用してアイデアや感情を引き出しながらモーニングページを書く方法を紹介します。
- タイマーをセットしてノートを開く
- 不安・不満・ストレスの3つのトピックをマインドマップに書く
- 各トピックについて順番に思考や感情を書き出す
マインドマップでモーニングページを書く方法
タイマーをセットしてノートを開く
書く時間を決めてやります。
モーニングページは3ページ書くことを推奨していますが、書くのに時間がかかりすぎると他の活動に影響し、習慣として続けにくくなります。
10分、15分など時間を決めて取り掛かりましょう。
タイマーはキッチンタイマーでもなんでも良いですが、ポモドーロタイマーも便利です。
不安・不満・ストレスの3つのトピックを書く
以下のように、ノートに不安、不満、ストレスとまず3つのトピックを描きます。
枝を伸ばしていくため、3つのトピックは縦方向にある程度のスペースを開けておきます。
<日付> □不安 □不満 □ストレス
各トピックについて順番に思考や感情を書き出す
書くトピックについて、何を書いてもよいと自分に言い聞かせて、頭に浮かぶこと、浮かんでいることを書いてみましょう。
不安や心配、不満や怒り、イライラ、ストレスや疲労感。
誰に見せるものでもない、自分だけの秘密のノートです。
書いていると頭の中がスッキリして爽快な気分やエネルギーを感じることが出来ます。
<日付> □不安------思考---思考 | | | ----思考 | ---感情---感情---感情---感情 □不満------思考---思考 | | | ----思考--- 思考 | ---感情---感情---感情 | ----- 感情 □ストレス ------思考---思考 | | | ----思考--- 思考 | ---感情---感情---感情 | ----- 感情 .......
まとめ
マインドマップを活用してアイデアや感情を引き出しながらモーニングページを書く方法を紹介しました。
- タイマーをセットしてノートを開く
- 不安・不満・ストレスの3つのトピックをマインドマップに書く
- 各トピックについて順番に思考や感情を書き出す
10分程度の時間をかけることで、様々な気がかりなことに意識が振り回される1日になるのを防止できます。
モーニングページのやり方については以下の動画もご覧ください。