はじめに
バレットジャーナルはシンプルな箇条書きノート術です。
やること(タスク)や予定(イベント)、アイデア(メモ)など種別に応じた箇条書きの記号をつけるもの。書くのに手間がかからず、見やすいという利点があります。
タスク管理やスケジュール管理、アイデア出し、日記など様々な目的に使うことが出来ます。
現在、A5サイズのロイヒトトゥルムのノートでバレットジャーナルを実践しています。
バレットジャーナルだけでタスク管理をすることも可能なのですが、タスク管理アプリTodoistを併用しています。
具体的には、Todoistをタスク管理システムのマスターとして利用し、Todoistからその日に実行するタスクを抽出してバレットジャーナルに転記してタスクを実行しています。
バレットジャーナルをやっている方向けに、タスク管理アプリTodoistを併用する3つの理由について紹介します。
- タスクデータの紛失回避
- 多くのタスクの階層管理
- タスクの締め切りの管理
バレットジャーナルとTodoistを併用する3つの理由
タスクデータの紛失回避
バレットジャーナルのみでタスク管理をすると、もしノートをなくした場合に困ったことになります。
やらなければならないこと、依頼されたことなど忘れてしまうと信用問題になる可能性もあります。
紛失するリスク対策をとるべきです。
Todoistにいれておけばクラウドに保存されているため、いつでもスマホやPC、タブレットからタスクを参照可能です。
多くのタスクの階層管理
バレットジャーナルのみでタスクを管理していると、タスクが多くなったときに扱いが非常に大変になります。
タスクがいろいろなページに分散してしまったり、様々なプロジェクトのタスクが混在して見にくくなったりしてタスクの管理が難しくなります。
Todoistではプロジェクト単位でタスクを管理したり、タスクとサブタスクなどタスクを階層的に整理して管理することができます。
多くのタスクがある状態でもタスクを迷子にすることなく管理できます。
タスクの締切の管理
Todoistのタスク管理では、そのタスクをやるべき日付や時間を指定することができ、通知を設定できます。
”今日”のビューから今日やるべきタスクの一覧をチェックすることができます。
また、スマホやPCから本日やるべきタスクや今やるべきタスクを通知で教えてもらうこともできます。
バレットジャーナルでも、例えばマンスリーログの特定の日の欄にタスクを書くことで、その日にやるべきタスクを書くこともできます。
ただ、マンスリーログに多くのタスクを書き込むのは大変ですし、紙のノートに通知してもらうことはできません。
バレットジャーナル+Todoistの実践法
毎日、1日のはじめに、Todoistの”今日”のビューで本日やるべきタスクを抽出し、バレットジャーナルに天気します。
このとき、1日にできる数のタスクを見積もって抽出するのがポイントです。
たくさん書いてもそれが達成できないと結構なストレスになります。
タスクを実行して完了したら、バレットジャーナルでチェックボックスを塗りつぶすなど完了のマーキングをすると共に、Todoist側でも完了の状態にします。
手間が増えていると感じることがあるかもしれませんが、2重でやっておくことで、バックアップになっています。
また、紙とデジタルツールの両方で完了させることで完了した達成感をしっかりと味わうことができます。
基本的にその日に発生したタスクはバレットジャーナルにさっとメモしますが、できるだけ早くTodoistのほうにも登録するようにしています。
まとめ
バレットジャーナルとタスク管理アプリTodoistを一緒に使う3つの理由について解説しました。
Todoistを併用することで、タスクデータの紛失回避、多くのタスクの階層的整理、タスクの締め切りの管理の3点が達成できます。
他のバレットジャーナルでタスク管理している方は、Todoist、あるいは他のお気に入りのタスク管理アプリとの併用を試してはいかがでしょうか。
バレットジャーナルの参考書籍はこちらをご覧ください。