はじめに
ミーティングや講演などプレゼンする機会、多いでしょうか?
プレゼンの準備、結構時間かかります。
スライドの構成を考えたり、1枚にきれいに収まるように文字を削ったり、スライドを分けたり。
また、色や写真、フォントの種類や大きさ、アニメーションにこだわったりするとどんどん時間が立っていきます。
このような作業に時間をかけるのではなく、本質的なコンテンツをよくすることに時間をかけ、効率的にやりたいですよね。
そこで、マインドマップを使ってプレゼンする方法を紹介します。
大人数の講演やフォーマットが決まっている場合など、PowerPoint, Keynote, Googleスライドのような紙芝居形式がよいケースもあります。
一方で、ミーティングや少人数の講演であればマインドマップでよいケースは多いでしょう。
マインドマップでプレゼンのメリット
マインドマップでプレゼンのメリットは、1.時短、2.話の構造を見せることができる、3.その場で修正も容易の3点です。
時短
マインドマップの場合、アイデアや伝えたいメッセージをマインドマップで整理して、それを使ってプレゼンにします。
そのため、スライドを新たに作成する必要はなく、スライド作成時間を省くことができます。
スライド作成の手間がないため、プレゼンぎりぎりまで、マインドマップを修正、更新することができるという利点もあります。
話の構造を見せることができる
マインドマップを使ってプレゼンをすると、常に全体像や論理的な階層構造を聴講者に見せながら話すことができます。
そのため、聴講者は全体像や階層構造、前後関係を把握しながら話を聞くことができ、理解を助けることができます。
スライドは一枚一枚がぶつ切りで見せられるため、スライドにフォーカスさせることはできますが、今、何の話をされているのかという構造をつかむのは難しいでしょう。
その場で修正も容易
マインドマップソフトを使うため、新しいキーワードなどをその場でトピックとして追加することもできます。
特にミーティングの場合、マインドマップを投影しながら、トピックを移動させたり、新しい論点を追加することも可能です。
できたマインドマップは議事メモとして展開することもできます。
その他
プレゼンでは時間調整が必要な場面もあると思いますが、マインドマップであればトピックが階層構造になっているため、深い階層を説明しないようにすれば時間短縮ができます。
スライドの場合も、タイトルだけを話してスキップするということもできますが、マインドマップのほうがスマートでしょう。
マインドマップでプレゼンの方法
次にマインドマップでプレゼンする具体的な方法ですが、まずどのアプリを使うのか。
以下の記事で、操作性、機能性、価格等の観点で3つのアプリを紹介していますが、総合的にはiThoughtsをおすすすめしています。
こちらの動画でもiThoughtsが推奨されています。
プレゼンの設定
iThougthsで作ったマインドマップをiPadでプレゼンする方法としてはこちらの公式の動画がわかりやすいです。
最初に、センターのメインノードを選び、全てを閉じます。
設定画面で以下の3つをオンにします。
- 選択項目にフォーカス
- 自動ズーム(お好みで)
- 矢印キーを表示
選択項目をフォーカスにすることで、今説明したいノード以外はグレーアウトされます。
自動ズームは説明のときに選択したトピックが拡大されるため見やすいのですが、動きが若干邪魔という観点もあります。
ここはお好みでよいと思います。
プレゼンの操作
プレゼンで話すトピックをマインドマップで開き、話さないトピックの階層は閉じておきます。
そしてセンターのトピックを選択してプレゼン開始。
矢印キーで、マインドマップのトピックを上下左右、移動できます。
基本は矢印キーを操作して左から右へ、上から下へという方向でトピックを移動していき、説明していくという流れになります。
なお、矢印キーは2本指でタップすれば表示や非表示を切り替えることができます。
伝わるプレゼンにするために
重要なトピックには❗のアイコンをつけたり、画像をはりつけるなどメリハリを付けるとよいでしょう。
ただパワーポイントのようにビジュアルに凝りすぎると時短にならないため、適度に見やすくするのがポイントです。
まとめ
マインドマップを使ってプレゼンすることのメリットとして、1.時短、2.話の構造を見せることができる、3.その場で修正も容易の3点について紹介しました。
また、iThoughtsを使ったプレゼンの設定や操作方法をを紹介しました。
マインドマップのアプリを使うとアイデア出し、情報の整理が捗ります。
以下の記事では、紙のマインドマップとデジタルのマインドマップの比較、それぞれのメリット、デメリットについてまとめています。
マインドマップアプリをまだ使っていない方はぜひプレゼンも含めて試してみてください。
マインドマップの参考書についてはこちらもご覧ください。