はじめに
Googleドキュメント/スプレッドシート/スライドをよくお使いであれば役に立つ小技があります。
毎回、Googleドライブを開いてフォルダをたどって、目的のファイルを開いて、と何ステップも面倒なクリックやタップ操作をしていないでしょうか。
実はGoogleドライブの各フォルダやファイルはすべてURLをもっているため、MacやPC、iPadなどでお使いのブラウザにブックマークできます。
ブックマークから直接、目的のファイルやフォルダへ時短でアクセスする3つの方法を紹介します。
- ファイルの特定位置でブックマーク
- ブックマークバーを活用する
- 他のアプリもブックマークに入れる
ブックマークから時短でアクセスする方法
ファイルの特定位置でブックマーク
作成中で何度かアクセスするファイル(書類)、よく参照するファイルはブックマークしましょう。
Googleドキュメントは、見出しなど文書の特定の位置でURLが変わるため、文書のある章や節の位置をブックマークして、直接、その位置へジャンプすることが可能です。
Googleスライドも同様に、各スライドが固有のURLを持つため、指定のスライドに直接ジャンプすることも可能です。
よく参照するスライドやよく編集するスライドを開くことができます。
Googleスプレッドシートも、シートごとに固有のURLを持つため、よく参照するシートをブックマークできます。
ブックマークバーを活用する
Chromeの場合「ブックマークバー」、Safariの場合「お気に入りバー」と呼ばれる場所に個別のファイルを配置すると非常にアクセスがよくなります。
デバイス間でブックマークを同期していればMac, iPad, iPhone, PCなど、どのデバイスのブラウザからも同じブックマークの構造でアクセスできます。
ただし、iPadをお使いの場合、現状のChromeにはブックマークバーを常時表示するオプションがありません。Safariを使うことをお勧めします。
iPadのSafariでお気に入りバーを表示には設定が必要です。
iPadの「設定」アプリで、Safariアプリを選び、その中の設定項目において「お気に入りバーを表示」をオンにしましょう。
“https://www.ipodwave.com/ipad/howto/ipad-safari-bookmark-bar.html”ブックマークバーにたくさんのファイルやフォルダを配置すると見づらくなります。
「Googleドライブ」や「作業中」というフォルダをブックマークバーに作って、そこに仕掛かり中のファイルをまとめてもよいでしょう。
さらに、ブックマークのフォルダの構造自体をGoogleドライブと合わせるということも可能です。
他のアプリのファイルもブックマークに入れる
Googleドキュメント/スプレッドシート/スライド以外にも、Googleドライブを活用するマインドマップやホワイトボードについても、同様にブックマークに配置できます。
EvernoteやOneNoteにおいても各ノートはURLを持っているため、同様にブックマークできます。ブラウザのクライアントを使っている場合には活用するといいでしょう。
まとめ
ブックマークから直接、目的のファイルやフォルダへ時短でアクセスする3つの方法を紹介しました。
- ファイルの特定位置でブックマーク
- ブックマークバーを活用する
- 他のアプリもブックマークに入れる
よく使うフォルダ、ドキュメントはとにかくブックマークするように環境を整えましょう。
アクセスがよくなると、面倒な書類の先延ばしも減るかもしれません。
ブックマーク自体も整理することでさらに使い勝手がよくなります。