はじめに
長時間、椅子に座って作業していませんか。
1日中座り続けることは大きな健康リスクがあります。
長時間のデスクワーク、自宅ではネットにテレビ・・・。現代人は、1日の大半を座って過ごしています。長時間座っていると、筋肉の代謝や血行が低下し、健康に害を及ぼすことがわかってきました。
座っている人ほど、肥満、糖尿病、がん、脳血管疾患、認知症などが増加し、寿命が縮まる可能性があります。1日8時間以上座っている人は、3時間未満の人と比べて、死亡リスクが1.2倍になるという研究結果もあります。この悪影響は、週末に運動する程度では打ち消すことはできないようです。
さらに、我々の調査では、1日12時間以上座っている人は、6時間未満の人と比べて、メンタルヘルスが悪い人が3倍も多いこともわかっています。
「座りすぎ」はカラダにもココロにも悪い?│健康づくりウォッチ一覧
疲れていたり、調子がよくないと足を組んだり、浅く座ったり、斜めに座ったりとどんどん姿勢が悪くなっていきます。
姿勢の乱れに気づき、修正する姿勢習慣
悪い姿勢は一見楽に思えますが、実際は一部に負担が集中するため、疲労が溜まり、腰痛や肩こりを助長してしまいます。
姿勢が悪いだけでパフォーマンスは相当落ちる。見栄えが悪い以上に、疲れやすくなるからだ。
姿勢の悪い人は「正しい姿勢はつらい」「背中を丸めて座ったほうがラク」と感じるものだが、それはあくまで錯覚にすぎない。
ラクだと思っている姿勢は、じつは筋肉の一部を酷使するもの。続けていると、疲れが一箇所に集中してしまう。
超「姿勢」力
腰痛や肩こりになるとカラダの調子の悪化が気持ちに影響し、悪いスパイラルに陥ります。
姿勢が悪くなった時にすぐに気づこと、そして修正することが大事です。
電車の椅子でも深く腰掛けて背筋をぴったりつけて伸ばす方が長時間乗っていても疲れません。
まとめ
姿勢の乱れに気づき、修正する姿勢習慣を紹介しました。
HIDAのSEOTO-EXという椅子を使っています。
身体負担を軽減するシート、背骨のラインを意識した宙に浮くような形の背もたれ。
医学的知見と人間工学的知見を元に産官学共同でスタートしたアラインプロジェクトにおいて誕生した「腰にやさしい椅子」。
『SEOTO-EX』はこうした研究をベースに、“身体への優しさと美しさの融合”をテーマに開発しました。
SEOTO-EX | 飛騨産業株式会社公式サイト
深く座ると腰のあたりがしっかりとフィットし、快適です。
いい椅子もよくない姿勢で座っているとまったく意味をなしません。
座るときもいい姿勢の習慣を保ちましょう。