
はじめに
ついついYouTubeを見すぎてしまったり、SNSを頻繁にチェックしてしまったり、ゲームがいつも気になっていたり。
時間術大全――人生が本当に変わる「87の時間ワザ」では、無限の泉という言葉でこの状況を言い表しています。
あなたの時間を奪っている2つ目の要因は、僕らが「無限の泉」と呼ぶものだ。
これはスマホのアプリなど、コンテンツがたえず補充されるものをいう。
引っ張って更新するものやストリーミング配信されるものは、全部これに入る。
こうしたいつでも利用可能な、常時更新されるエンタテインメントは、たえまない忙しさに疲れ果てているあなたへの”ごほうび”になっている。
でもたえまない忙しさは、本当に避けられないのか?
無限の気晴らしは、本当にごほうびなのか?
時間術大全――人生が本当に変わる「87の時間ワザ」
自分の豊かな時間を取り戻すために、自分がどれだけアプリ、ソーシャルメディア、ゲームを使っているのか利用時間や頻度、把握しましょう。
iPhoneの場合はスクリーンタイム、Androidスマートフォンの場合にはデジタルウェルビーイングの機能でチェックできます。
スクリーンタイムでiPhoneの使い方パターンを分析する3つのステップを紹介します。
- アプリの利用時間で使いすぎをチェック
- 持ち上げてから最初に利用したアプリをチェック
- 通知回数をチェック
iPhoneスクリーンタイムの使い方
iPhoneのスクリーンタイムを使う際には、設定アプリから「スクリーンタイム」をタップします。

表示は1日単位、1週間単位で切り替えられますが、以下の画面は週表示を示しています。
アプリの利用時間をチェック

最初にアプリの利用時間をチェックします。
1日の平均利用時間は4時間28分、合計は約13時間。
アプリのカテゴリごとの内訳は仕事効率化が6時間30分、エンターテイメントが1時間14分、読書及び辞書/辞典は54分とあります。

下にスクロールすると、より細かくアプリの利用時間を見ることができます。
自分の習慣の目標に照らし合わせてそれぞれのアプリの利用時間をチェックしましょう。
トップはマインドマップアプリのiThoughtsでカテゴリとしては「仕事効率化」。
アイデア出しでiThoughtsを使っていたため、3時間18分とかなり利用時間が長くなっています。
その次がブラウザのChromeですがこれも「仕事効率化」のカテゴリになります。
利用用途としては、調べ物のための検索やブログページのチェックがほとんどです。
ブラウザは何のページを見ていたかまでは教えてくれません。
自分で何に使っていたかを振り返る必要があります。
そして第三位がYoutubeで54分。
Youtubeのカテゴリは「エンターテイメント」。
楽しみのために動画を見ている方もいれば、英語の学習など勉強のためにも見ている方もいるでしょう。
スクリーンタイムではどのようなコンテンツを見ていたかまでは分かりませんが、Youtubeアプリから視聴履歴を見れば後で確認することは可能です。
持ち上げてから最初に利用したアプリをチェック

次に、iPhoneの持ち上げ回数と持ち上げて最初に利用したアプリをチェックします。
持ち上げの行動は、「自分が何のためにスマートフォンを使おうとしたのか」という意図を示しています。
カメラは写真を撮りたいという意図が明確です。
Gmailの回数も結構多く14回です。
これはメールチェックの頻度が多すぎるかもしれません。
例えば、メールチェックの時間を1日に4回と決めていれば、この持ち上げてから最初にGmailを使った回数は減るでしょう。
このように習慣が実際の数値で見える化され、改善点に気づくことができます。
通知回数をチェック

3つ目は通知回数のチェックです。
一番回数が多いのはWalletで24回。
これはSUICAで改札を通る際の通知や、買い物でSUICAを利用する際の通知と思われます。
次がGmailで16回。
この通知を契機にメールチェックの行動が始まるため、通知をオフにするという選択もあるでしょう。
そしてFacebookメッセンジャーが15回。
チャットは即時的なコミュニケーションツールであるため、通知をオフにはしづらいですが、メッセージの通知に振り回されないようにはしたいところです。
まとめ
スクリーンタイムでiPhoneの使い方パターンを分析する3つのステップを紹介しました。
- アプリの利用時間で使いすぎをチェック
- 持ち上げてから最初に利用したアプリをチェック
- 通知回数をチェック
スクリーンタイムの機能ですが、30日までさかのぼってデータが見えます。
アプリやソーシャルメディア、ゲームをどれだけ使っているのか、利用時間や頻度を把握して、使いすぎを防止し、有意義に時間を使いましょう。
スクリーンタイムを使って、アプリの利用時間を制限する方法についてはこちらの記事をご覧ください。