はじめに
iPhone, iPad向けのマインドマップアプリについて以下の記事で紹介しました。
次に、マインドマップアプリをiPhone, iPad、Macどのデバイスで使うとよいのか、使用感について比較します。
マインドマップアプリをiPhoneとiPadで使う
iPhone X, Xs Max
iPhoneXであればなんとか片手でマインドマップをどんどん書けます。
電車で立っていても、寝転がりながらでもマインドマップが書けます。
ただ5.8インチの画面は若干狭いのですが、とにかくアイデアをどんどん出していくようなアウトプットの際にはあまり不便を感じません。
とにかく気軽に、思いついたら、マインドマップを作る、アイデアを既存のマインドマップに足すことができます。
6.5インチのiPhone Xs Maxであればもう少し広い画面でマインドマップを扱えてよいのですが、大きな手の人でない限り、片手操作は難しく、基本、両手操作になります。
そのため手軽さはだいぶ落ちます。
また、結構ずっしりと重いので気軽に書くという感じにはならないです。
iPad/iPad Pro 9.7〜11インチ
9.7インチ以上のiPadですと画面が大きく広く使えます。
大きなマインドマップもかなり見やすくなります。
また、iPadであればマルチタスクが可能です。これが便利です。
Split ViewやSlide Overと呼ばれる画面分割の機能を使って、片方の画面でマインドマップ、もう一つの画面でブラウザを表示し、ブラウザのコンテンツを読みながら、マインドマップを書けます。
他にも、Kindleアプリとマインドマップで画面分割して、本を読みながらマインドマップを書くことも可能です。
ただし画面分割するとマインドマップに使える領域が小さくなるため、若干狭い感じにはなりますがスマホの環境に比べれば十分見やすいです。
iPad Pro 12.9インチ
12.9インチのiPad Proだと本当に大画面になるため、かなりの大きさのマインドマップも文字を小さくすることなく見ることができ、迫力があります。
マルチタスクで画面分割しても、それなりに大きなマインドマップ表示領域を確保でき、がっつりマインドマップを書きたいという場面では役に立ちます。
ただし、重くてかさばるので、気軽にマインドマップを書くという利用には向きません。
手に持ってマインドマップをかくというよりも、机の上にiPad Proを置いて書くというスタイルになってしまいます。
Mac
Macであればさらに大きな画面で編集ができますし、画面にいくつものマインドマップを開いて同時に編集したり、比較することができます。
24インチの画面で全体表示すると、大量のトピックを含む巨大なマインドマップを開くことができます。
本命: iPad mini
実は、マインドマップアプリに向いているデバイスはiPad miniではないかと感じています。
7.9インチの大きさですので、スマートフォンに比べて大きなマインドマップを扱うことができます。
iPad miniは軽くてコンパクトです。Wi-Fiモデルで約300g。
新しいiPadですと10.2インチで、Wi-Fiモデルが483 g。
軽さ画面のサイズはトレードオフにありますが、iPad miniの大きさと軽さは絶妙だと思います。
このサイズでもマルチタスクはできるため、ブラウザを開きながら、マインドマップアプリに書くことができます。
電車で立ちながらは難しいのですが、電車で座れればこれでマインドマップが書けます。
気軽にいつでもどこでもマインドマップを書けるいいデバイスと思います。
まとめ
今は、iThoughtsというマインドマップアプリを、iPhoneX, iPad mini, iMacの3つのデバイスで利用しています。
常に、iCloudで状態が同期されているため、どのデバイスを使っても最新の状態でマインドマップを開き、編集が可能で本当に便利です。
この3つのデバイスを使っている中で、一番、楽しいのはiPad mini。
iMacの場合、キーボードとタッチパッドで操作しますが、iPadではタッチでトピックを移動させたり、拡大縮小します。
このマインドマップを直接手で触っている感覚が気に入っています。
iPad miniでマインドマップを書き始めたら、手軽にたくさん書けてマインドマップを書くのが楽しくなりました。
さらにマインドマップを音声入力で作ることもできます。
基本、トピックは単語かフレーズなので認識も速く、編集も手間がかかりません。