ゲーミフィケーションで歩く習慣を促進[Pokemon Go,ドラゴンクエストウォーク]

はじめに

1日にどれくらい歩いていますか?

ウォーキングには身体面、メンタル面、様々な効果があります。

心肺や足腰が鍛えられ、代謝もよくなる。

カロリーを消費し、ダイエットできる。

汗をかくとスッキリして、ストレスが減る。

歩くと悩んでいたことの答え、アイデアが出ることもあります。

ただ、毎日、8000歩、1万歩、歩こうと目標を掲げてもなかなか続かないという方も多いでしょう。

ゲームをインセンティブ(報酬)にして歩くことを習慣化する方法を紹介します。

ゲームを歩くインセンティブにする

ゲームの仕組みを活用して行動を促進する方法は、「ゲーミフィケーション」と呼ばれます。

  

ゲーミフィケーションには広く認められた唯一の定義というものがないが、どの説明にも共通する特徴はある。ガートナーでは、ゲーミフィケーションを次のように定義している。

「ゲーミフィケーションとは、ゲームメカニクスおよび体験デザインを駆使し、人々が自身の目標を達成できるよう、デジタル技術を利用してやる気にさせ、動機づけることである。

GAMIFY ゲーミファイ―エンゲージメントを高めるゲーミフィケーションの新しい未来

ここで、ゲームメカニクスとは、ポイント、バッジ、ランキング表など多くのゲームに共通する要素を指し、体験デザインとはゲームプレイ、プレイ空間、ストーリーラインなどを含むプレイジャーニーを詳述することとされています。

また、デジタル技術を利用して人をやる気にさせるというところもポイントで、コンピュータやスマートフォンなどのデジタルデバイスによるインタラクションを通じて、動機付けを行うこと。

ポケモンGOとドラゴンクエストウォークは、どちらも位置情報を活用したゲームですが、そのゲームデザインにおいて、歩くことが組み込まれています。

具体的には、歩いて移動することがゲームの進行上、必要であり、アイテムやゴールド、経験値の獲得というインセンティブ(報酬)に繋がっています。

例えばポケモンGoの場合、以下のような行動のため、歩くことが必要です。

  1. ポケモンを捕りに歩く
  2. ポケストップ、ジムに行くため歩く
  3. 相棒ポケモン、タマゴと一緒に歩く
https://ko-do.design/2019/06/07/post-129/

ドラゴンクエストウォークは、ドラゴンクエストの世界になったような現実世界を歩いて、モンスターと戦ったり、アイテムをとったり、冒険を楽しむゲーム。

ドラゴンクエストウォーク
ドラゴンクエストウォーク 公式プロモーションサイト
スマホをもって、ぼうけんにでかけよう。

クエストを進めるためには実際に歩く必要があります。

次のクエストを遊びたい、レベルを上げるためにモンスターと戦いたい、アイテムを集めたいというモチベーションで、歩くことができます。

まとめ

ゲームをインセンティブ(報酬)にして歩くことを習慣化する方法を紹介しました。

ポケモンGOとドラゴンクエストウォークのいずれのゲームも、アプリを起動してスマホをカバンやポケットにしまって歩くだけでOKというモードが用意されています。

ポケモンGOではいつでも冒険モード。

ドラゴンクエストウォークの場合はウォークモード。

ちょっと歩いては立ち止まって操作してという煩わしさはなく、歩くことに集中できます。

ゲームを楽みながら無理なく歩数を増やし、ゲームのレベルも健康レベルも上げていきましょう。

ゲームの仕組みを活用して行動を促すゲーミフィケーションの手法についてはこちらの書籍もご覧ください。

 

 

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